ただ温もりに触れたいだけ。

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……ずっと、張り詰めていた何か、が突然弾けて
涙が止まらない。


赤｢ちょっ、、どうしたんっ！！｣


人前で泣くなんてみっともない、
本当の親、が教えてくれたことで、
覚えてるのはただ1つ。このことだけ、、

それすら破ろうとしている自分はもっとみっともない…


緑｢…っ……どうせ誰も……俺のことっ………信じてくれへん、っ…｣


赤｢……免罪？｣



呪われ人さんは、何かをボソッて言ってるけど、
もうなんも聞こえへん


緑｢都合が悪くなったら、、どうせ、売り出すねんっ……！！｣


赤｢……そうやないと思うで。｣


静止するように、呪われ人さんが口を挟む


赤｢審査した奴も最っ低やな、
こんな綺麗な目してる子が罪犯すなんて考えられへんやろ…｣


緑｢えっ……｣

赤｢ほんまは知らんで？
君がほんまにやったんかもしらんし……｣


こっちを見てにこってしながら、

それでも、と言葉を続ける。



赤｢なんか分かるねん。君がやってないって
いい加減ちゃうで？

漢の勘っていうか……まぁそんなとこ笑
かっこええやろ？笑笑

どうせ2週間したらその人たちも君を迎えにきてくれる思うからそれまで家におる？ずっとおってもええし……
君が良ければやけど。｣



人は……
簡単に信じてはいけない…

でもなんやろ、、、俺の勘が……

この人は信用できるって……。



緑｢ほんまに、、ほんとにいいんですかっ？｣

赤｢ん。
ほな、飯食うかっ！｣


安心させるためか、さっきよりももっと口角をあげて
微笑んでくれた。



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