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#30 (リクエスト) ページ30











はじめ 「うん!だいじょーぶです」









いつもより1時間早くはじめくんに編集の最終チェックをしてもらう。









はじめ 「今日はめちゃめちゃ仕事が早いっすね!しかも雑にもなってない!」


「ありがとうございます!じゃあ…」









「帰ってもいいですか?」

なんてはっきりは言えないからジェスチャーで合図する









はじめ 「あぁ、帰ってもいいけど…、何か用事でもあるの?」


「だいちくんの様子を見に行こうかなーって笑」


はじめ 「あぁー!、たしかに心配ではある…」


「一人暮らしだし自炊もしてないようなので笑」


はじめ 「そっかそっか、じゃあ!気をつけてね!」









早上がりを申し訳なく思いつつ、『はじめアミューズメントパーク』をあとにした。



















ピンポーン








だいちぃ 「はぁーい、」









軽快なチャイムの後に聞こえたか細い返事。









「だいちくん?、Aです!」


だいちぃ 「え?、Aちゃん?」









ガチャ









半袖の下にはハーフパンツ、ボサボサの髪にマスク

いつもの半分しか空いてないようにも見える目は焦ったように動いた。









だいちぃ 「なんで…ここに?」

「熱出したって聞いたから心配で、来ちゃいました、」

だいちぃ 「え、あ、まぁ入って…。汚いけど」









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作者名:向葵 | 作成日時:2018年8月18日 22時

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