何万回だって君が好き。 (ページ21)

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繋がり神山side ページ21

『おじゃましまーす！』

「あら、神山くんじゃない！久しぶりね！」

『久しぶりです！』

「お母さんは元気してる？」

『はい！めっちゃ元気です！』

「ほんと？お母さんにもよろしくね。あ、お茶とケーキだすからちょっと待ってて！』

『お母さん、めっちゃ元気やん。』

「でしょ？元気すぎて困ってるの笑。」

『最近、望と仲ええの？』

「え、あ、うん！でもね、1週間たつと忘れちゃうから、これ！書いてんの！」

『ノート？』

「交換日記してんねん！」

『へぇー！』

そういうことか、、、この日記で繋がってんねんや、、、

「Aー！ちょっとお茶出すの手伝って！」

「はーい！ちょっと待っててね！」

そしてAが向こうに行ったのを確認し、
俺はその交換日記を自分の鞄の中にいれた。

本当はこんなことやったアカンってわかっとるけど仕方なかった。

俺はAが好きや、けれど、望もAの事が好き。

だから俺にとって望は邪魔なんや。

小さい頃からずっと好きやった。
やから邪魔されたら困るねん。