できれば濡れたくないです ページ11
『水浴び…。ですか?』
「はい〜。きもちいいですよ〜?
あなたもいっしょにどうですか〜?」
そう言って"水浴びの人"は噴水の中に沈んでいった。
『今回は水浴び遠慮させていただきますね。あの、生徒会室はどちらでしょうか?』
「そうですか〜。ざんねんです〜。あ、せいとかいちょうしつなら、あっちですよ〜。」
ぷか、ぷか……♪
という謎の効果音と共に"水浴びの人"は私が来た反対方向を指さした。
正直、濡れたくはないのだが、"水浴びの人"があまりにも気持ち良さそうに噴水に浮いているものだから、私は日々樹さんから頂いた薔薇の花びらをちぎって噴水に浮かべていった。
「わぁ〜。きれいですね、ありがとうございます〜」
『いえいえ。一緒に水浴びできないお詫びです。』
「ぼくは、しんかいかなたです〜。あなたはみかけないかおですね?」
にゅっと"水浴びの人"、もとい深海さんは顔を私の前に突き出した。
深海さんもかなりの美形だ。
アイドル科は美形だけれど変な方が多いのかしら?という気になってしまう。
『藤原Aです。次は一緒に水浴びさせて下さいね。』
「Aさん〜。はい、ぜひつぎはいっしょに〜。」
深海さんと別れた私は手元に残った薔薇と共に生徒会室を目指した。
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妖精・ナルル(プロフ) - はすさん» 返信遅くなってごめんなさいっ(汗)楽しみに待ってますっ! (2022年1月24日 19時) (レス) @page7 id: 7f2e06c0f1 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - はすさん» 分かりました。更新お待ちしてます。 (2022年1月21日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
はす(プロフ) - 遊星さん» ありがとうございます!頑張って更新していくので、どうぞよろしくお願いいたします! (2022年1月21日 8時) (レス) id: a26ec4d50f (このIDを非表示/違反報告)
はす(プロフ) - 妖精・ナルルさん» ありがとうございます!嬉しいお言葉励みになります!これからも頑張って更新していくので、どうぞよろしくお願いいたします! (2022年1月21日 8時) (レス) id: a26ec4d50f (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - この話の続きが気になります。 (2022年1月20日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はす | 作成日時:2022年1月20日 17時