まさかまさかの・・・！？ Stage2

ちょ……待って？　なんでまた違う世界に来ちゃったの？（番外１） ページ20

『ん〜。よく寝た。』

あくびをしながら背伸びをする私。目を開けると、私は城の前で寝転がっていた。

『え？私……』

自分の部屋にいたはずだよね？

でも、どこかがおかしい。アニメ版のデデデ城はこんなゲーム版っぽくない。

でも、ゲームのよりは大きい。ナンデ？

「うわっ……」

『うん？』

そう声がした方向を向くと、こちらの世界より大きめなカービィが木にぶら下がっていた。

もしかして、これ……

ゴツン！

『う゛あっ！』

漫画のようないやーな音がして、私は目を回しながら倒れた。

「あいた……痛いのだ〜・……ん？」

目の前でひよこが飛んで回る回る。初めてこんな光景見たかも。

「あわわ、ゴメンなのだ〜！ あれ？キミ、見かけない顔なのだ。」

『うぅ…… 私はA……』

私は衝撃にクラクラしながらそう答えた。

アワカビ「Aちゃんか〜！ボクはカービィ！こちらこそよろしくなのだ！」

『カー、ビィ……もしかして』

彼の喋り方から見ると、ここは漫画のカービィの世界のようだ。

『ねえカービィ。私他の世界からやってきたの。ちょっとこの国を案内してくれないかな？』

アワカビ「いいのだ！」

アワカビ「ここはシェフカワサキのお店なのだ！とても美味しいスイーツでいっぱいなのだ〜」

『へぇ……確かに美味しそう。』

そう言ったカービィはヨダレを垂らし何にしようか決めているようだ。

あ、クレープ美味しそう。

アワカビ「そうだ！Aちゃんにも買ってあげるのだ！何がいいのだ？」

『え？え〜っと……イチゴクレープかな。』

アワカビ「よ〜し！それじゃあボクは大盛りパフェにするのだ！」

わぁ……カービィらしい注文。

そう思いながら私は用意された席についた。

うわ〜……カオス……（番外２）→←番外のお知らせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す