【４７】・ ページ48
※流血表現入ります。
・
だが、気がついたら僕は好奇心でその箱を開けていた。
中には小さな石がいつくもはいっており、僕はそのうちの一つを手に取った。すると、それは光り輝き、僕を包んだ。光が止むと同時に、その石だったものは、僕の剣と同じように淡く虹色に光だした。
「……ｯもしかして…………」
僕が「まさか」と思った時、倉庫に付けられていた窓がガラッと開いた。僕は反射的にその宝石をポケットに隠して、箱に蓋をして棚に戻した。
窓の方を見ると、そこには全身に黒い服を纏い、顔が見えないようにお面をつけた男が1人窓枠に足をかけていた。
僕は反射的に剣を構えようとしたが、そこである説が頭をよぎった。こいつらが、先日、発見された不審なものだったとするならば、僕がここで剣を見せれば、僕が伝説の剣士だと言うことがバレてしまうのではないのかと。殺してしまえば、バレることはないが、d国に喧嘩を売ることになってしまう。
こうして、僕が迷っている間に、そいつは距離を詰めてきていて、剣を振られた。避けたつもりだったが、腕に掠ってしまい、傷は浅いものの出血をしてしまった。僕は急いで傷口を押さえたが、相手が攻撃を止める気配はない。
いつ、やられてもおかしくない。そう思った時、相手の後ろから矢が飛んできて、相手の腹を貫通した。相手は倒れ、痛みに悶え苦しんでいた。床には血が広がっていく。
僕はギョッとして、開いた窓の先を見てみると、そこには隣の棟の窓に弓を構える鬱先生がいた。まさか、彼が打ったというのだろうか。
いや、それは後だ。と僕は相手が動けないことを確認してから、そいつから矢を引き抜いた。そして、窓に付いていたカーテンをちぎり、それで出血部を圧迫して止血を試みた。
？「な…なん、でｯ……」
「君に死なれちゃ困るからね。あと、喋らないほうがいいよ。」
血がある程度止まったことを確認すると、僕はそいつを抱えて、医務室へと向かった。
医務室に着くと、僕はそいつをベッドの上におろし、近くにいた医師に治療をたのんだ。
僕が医務室を出ると、そこには焦った様子の鬱先生がこちらへ向かって走ってきていた。
ut「Aちゃん！大丈夫やった？あいつは、急所外しとるから死なへんとは思うけど…」
「…君さ、本当にすごいね。」
隣の棟から窓の隙間を狙い、そして急所を外した。それを咄嗟に狙えるということもすごいし、思考回路が早い。ほんと、似てる。
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見る専のぴゃあ(?)(プロフ) - しめじさん» こちらこそ素敵な作品を読ませて頂いてありがとうございます！占ツクのコメ自体初めてなので優しく対応して頂けて嬉しいです…！これからも応援させていただいております…！コメント失礼しました…！ (10月16日 17時) (
レス) id: 539599b349 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - 見る専のぴゃあ(?)さん» 初コメントありがとうございます！確かにそこはknさんの発言でした…。混乱を招いてしまって申し訳ないです。訂正させていただきますね。 (10月16日 17時) (レス) id: 095fd86269 (このIDを非表示/違反報告)
見る専のぴゃあ(?)(プロフ) - コメ失礼します…！15話の最後から二番目の「」はknさんの発言だったりしますか…？htさんは登場されていない気がして…初コメがこれでごめんなさい、まだ15話までしか見れていませんが、とても素敵な作品で既に惹かれてしまったので、続きを読むのが楽しみです、！ (10月16日 0時) (レス) @page16 id: 539599b349 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - わ....!コメント返信してくださってる....!?ありがとうございますッッッ!!!!!更新されるたびに、わくわくしながら見させていただいております！！ (8月30日 20時) (レス) @page31 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - かれーるぅ。さん» 初コメントありがとうございます！そして、こんな作品を読んでいただき、ありがとうございます！とても嬉しいですし、これからの励みになります。これからも更新頑張るので、今後もよろしくお願い致します！ (8月29日 23時) (レス) id: 095fd86269 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しめじ | 作成日時：2023年8月18日 16時
