Flower Garden８

ケンカのあとには４ ページ33

それから
1時間が経ったころ。








ピンポーン

ピンポーン

ピンポーーー…





ガチャっ

｢うるさいっ！｣




萩花｢お、夏恋居た。お邪魔しまーす。｣

伶菜｢もー、萩花酔っぱらいすぎ(笑)夏恋…ごめん。萩花の酔い覚めるまで、ちょっとだけお邪魔していい？｣




インターフォンに写る萩花を確認して
ドアを開けた。


すると
そこには恋人の伶菜も一緒に居て

2人で夏恋の家に上がってきた。






｢夏恋、ホントごめん…。萩花がどうしても行くって聞かなくて…(笑)｣

｢別に、萩はお前なんてどうでも良いしー。伶菜が『夏恋の元気が無かった』って言ぅKーーー」

｢ちょっ！！こらっ！！萩花っ！！！
それは言わなぃっーー……////｣




慌てて萩花の口を押さえる伶菜を見て
今日の出来事がしっかりと
萩花の耳に入っている事が分かった。





すると

目の据わった萩花が
夏恋に向かって



｢なぁ、お前…
今日伶菜抱きしめたって聞いたけど何？
『今は萩の伶菜』だから手を出すなよ。
お前スダンナとどうなってんの？
なにやってんの？｣


と言い放つ。








そう。


萩花と伶菜が付き合う前に

夏恋が伶菜と付き合っていた。








伶菜｢ちょ、、酔っぱらい萩花////夏恋とスダンナにも事情があるんだって…！！｣




ぐいっ

萩花｢いや、夏恋の事情なんてどうでもいい。萩の居ないとこで伶菜に手を出した事に、萩は今怒ってんの。なのに、なに夏恋かばってんの？｣




突然、萩花が伶菜の頭を引き寄せ
超至近距離で説教を始めたと思ったら

思いっきり夏恋の前で伶菜の唇を奪った。




伶菜｢んっっ…////待っ、、萩っ…！ここ夏恋ん家っ、、////｣



萩花｢分かってるし。夏恋に『萩の伶菜だから』って言いに来たんだよ。
…おい夏恋。お前マジでスダンナとどうなったか知らねーけど、伶菜そそのかすな。無駄だから。｣




萩花が久々に夏恋に対して怒っている。


しまったな。



甘える相手を間違えたな。。





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