Ten___脱走しちゃった ページ13
[貴女side…]
あ「これとかいいんじゃない?!」
96「あっめっちゃわかる!!」
…真面目に勘弁して欲しい…そんなの似合うはずない…と、二人が選んでいる服を見て思う。
二人が選んでいる服は、淡いピンクのカーディガンなどスカートなどのthe女子力系の服。
まじめにやめて……(ズーン)
彼女らの背後でため息を少し吐く、試着させられる前に逃げ出せないかな…
二人の方を見てみれば服を選んでいて夢中である。
今なら、行けるんじゃないか
私は、二人の目を盗んでそこから逃げ出した
______________________ _ _ _ _
「はぁ、はぁ、…」
もう大丈夫だろう…なんとかあの店から離れられた
あんな服着るなんて冗談じゃない…
私はうまくあの二人から逃げ出した。だが、無我夢中に走ってきてしまったのでハッと我に返る
ここ、どこ……?
周りは人混み…私の嫌いな…人、人、人、…
___ゾクッ
足が、すくむ…身体が…震える…声が、出ない…周りからの視線…話し声…
ああ…
だれかたすけて_
過呼吸になる…息ができず体制を低くする、脱走なんてするんじゃなかったと後悔の嵐が襲う
「ハ、ハ、ハ、ッ...ッ」
すると、私を見かけた男性らが話しかけに来る
「どーしたのー?具合い悪いー?」
「安静にできる所連れてってあげようかー?」
話せない私は震えることしか出来なくて何も答えられない
男性達が容赦なく話しかける…
「きいーてんのー?マジで大丈夫ー?w」
「お兄さんについてきなよー、」
一人の男性が私に触れる。
やだ…やだ…
「や、ややや、やめ、て、くだ、さ、ぃ…っ」
人と話すと吃ってしまう私の口調に男性達は目を開き笑う
「なにこいつwww面白www」
「『ややや、やめてください』ってチョーウケんだけどwww」
ばかにされた…ああ、きえてしまいたい…
クプラ「ちょっと、何してんの」
絡まれていた私の目の前に…緑の髪の人がいた。その人はその男性らに向かってキッとした目で相手を睨む。
「あー?んだよ。俺らはさぁ、ただ具合悪そうだったから見てただけだよー?www」
「彼氏面してんの?ウケねーwwwどけよ、俺はお前に興味ねーんだって」
ドンッ_
と押され、クプラさんはふらつくが怯まなかった…本当は自分も怖いくせに、その証拠に足が震えていた。
クプラさんは少し震える声を我慢しながら口を開き言う
クプラ「お、女の子が、震えてんのにそれを笑うってどうかと思うけど?」
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我 - 灯油さんがいらっしゃる…! (2021年7月4日 0時) (レス) id: e3414a79a5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2020年1月10日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ@もちうさぎ - SuzuCastillaさん» ありがとうございます!それと、もう一回読み返しました!【何回読んでも面白い! (2019年1月11日 1時) (レス) id: ca03128f9d (このIDを非表示/違反報告)
SuzuCastilla(プロフ) - もちうさぎさん» 夢主の歌い手名は定まってはいませんがゲームは本名でやっているので本名でやろうかなーっとチラチラ考えてました。ご希望がございましたので、歌い手名は各自オリジナルで設定出来るように致します!わざわざご希望ありがとうございます!これからもよろしくです! (2019年1月7日 19時) (レス) id: 23aae4e4bd (このIDを非表示/違反報告)
SuzuCastilla(プロフ) - もちうさぎさん» 初コメントと、読んでくださってありがとうございます!!私もこのメンバー推しですw(私的に灯油さんはツンデレですね…) (2019年1月7日 18時) (レス) id: 23aae4e4bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SuzuCastilla | 作成日時:2017年7月29日 13時