【刀剣乱舞】『長谷部ぇぇぇえ！！！！』歌仙「廊下を走るなぁぁぁあ！！！！」

刀剣女士　よんじゅう！ ページ47

夜叉黒雪side

　






今日は僕が近侍として翠の側にいる。


普通なら長谷部が近侍なんだけど…生憎出陣でいないんだよねぇ。


だからまあ、僕が変わりに〜的な？



　
『それで？さっきから何悩んでるのさ』


翠「ん、これだ」
　
　


そう言って見せられた一枚の紙には
　


　
『“演練”？』
　
　


演練ってなんだ？
　


　
翠「演練って言うのは…ざっくり言うと他の本丸との戦みたいな？」


『へぇ…』
　
　


他の本丸との戦か…
　
　


翠「でも普通の戦とは違くて、刀装が剥がれてもその後に元に戻ってるし、破壊される心配もない。思いっきり戦えるってわけだ」
　

『はーい！僕やりたい！』

　
翠「言うと思った…」
　
　


折れる覚悟でいつも戦ってるわけだけど…こういうのもやってみたい。
　

強いやつとも戦えるってことじゃん？
　
　


翠「でもなぁ…連れて行きたいのはやまやまなんだけど…」

　
『なんか問題でもあるん？』

　
翠「問題…まあ……夜叉黒雪っていったら限定一振りの刀剣女士だろ？他の本丸とかに妬まれそうで怖い」

　
『そーか？そんな奴等ほっとけば』

　
翠「そうなんだけど…」

　
『大丈夫、僕は翠の本丸の刀剣だよ。他の本丸になんていったりしないって！』
　

翠「向こうの本丸に長谷部がいたら？」

　
『……行かないよ？』

　
翠「今迷っただろ」
　

『別にぃ〜？』
　

翠「…」
　
　


そんな「あ、こいつもう駄目だわ」的な目やめてくんない？？
　

ま！今の僕の相棒はこの本丸の長谷部だから目移りとかそんなのは決してないよ。




翠「じゃあ…部隊にはとりあえず長谷部入れるか」

　
『おっ、流石翠だねェ』

　
翠「最近性格変わったよな」

　
『そ？』
　

翠「まあいいか…じゃー演練の部隊だが──。」
　
　



　
　
　
　
　
　
　
　

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