【刀剣乱舞】『長谷部ぇぇぇえ！！！！』歌仙「廊下を走るなぁぁぁあ！！！！」

刀剣女士　番外編！ ページ30

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『お弁当？』


燭台切「うん、長谷部くんが明日から長期遠征にでるからね。」



と、この一言で全て始まった。



燭台切「はーい、皆集まったかな？」



厨に集まったのは、粟田口の短刀数振りとお小夜、愛染、蛍、浦島くん。


まあ、遠征部隊が長谷部、いち兄、江雪さん、宗三、明石、蜂須賀虎徹だからこうなるよね〜。


僕以外の皆は経験があるらしく、さくさくと作業を進めていった。




燭台切「じゃあくろちゃん、まずは卵をボールに割って入れてね」

『了解』



卵を割ってボールに…割る？割って良いの？よし、割ろう。


と、みっちゃんに言われたとおり卵を握り潰した←



『よし、上手くできた』


燭台切「いや待って何してるの！？」


『割ってって言ったじゃん』


燭台切「そうじゃな…って、それ割るっていうより潰すだよね！？」


『料理って難しいんだね』


燭台切「…うん、そうだね」



なんか「あ、こいつ駄目だわ」的な目で見られたんだけど。


とりあえず菜箸でボールの中の殻を取る。


それをみっちゃんに教えられながら砂糖を入れてかき混ぜ、フライパンの中に流し入れる。



燭台切「うん、ここまでは順調かな」


『よーし！火つけるよー！』


燭台切「って、強すぎ！！もっと弱めて！！」


『え？』ｶﾁｯ


燭台切「そっちじゃない！熱っ！！」


『あちゃー、焦げちゃったね！』


燭台切「はあ…って何してるの！？」



火が強いってことで水をぶっかけた。


あり？間違ってる？



燭台切「…もう一回作り直すよ」


『ええ〜…面倒くさいなぁ』


燭台切「くろちゃん？」


『よし頑張ろう』




今度はちゃんと卵を割って、砂糖を入れながらかき混ぜて、フライパンに流し入れる。
　

で、みっちゃんのタイミングに合わせて卵をフライパンの上で巻いていく。




燭台切「うん、上手く焼けたね。じゃあまな板に乗せて一口大に“切って”いこうか」


『斬るのなら得意だよ』




と、本体を抜刀する。




燭台切「え、ちょ！？」


『死ね！！』


燭台切「物騒！！って、だめ！」




思いっきり卵焼き目がけ本体を振り下ろした。




『オラオラオラオラ』ｽﾊﾟﾝｽﾊﾟﾝｽﾊﾟﾝｽﾊﾟﾝ


燭台切「くろちゃんんんんん！？卵焼き所かキッチンまできれてるから！！」


『切れ味に問題ないけど？』


燭台切「違うところに問題あるから！！」

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