21万円 ページ22
”
「ほ、ほんとに………はいらな………はく………はく………」
最初の内は美味しすぎたプリンも、どんどん甘い個体としてしか認識されなくなってきた
冷たいテーブルに頬をつけてぐったりしているのにも関わらず、ゾムさんはお構いなし
まだプリンを視界にちらつかせている
zm「えぇ………もう終わりなん………？」ｼｭﾝ
「ぐっ………！？」
不覚にも可愛いと思ってしまった自分がいることに驚きが隠せない
コヤツ………子犬のような耳と尻尾を持っておる………!!!???
zm「まぁ……そうよなぁ……ごめんな……俺……急に………」
急に俯いて、分かりやすく落ち込む緑パーカー
どうすれば良いの分からずにアタフタとしてしまう
「う、うぅっ………？」
kn(……分かりやすい罠に引っかかっとる)
rbr(……A、単純すぎるｯ……こんな所で生きていけへんやろｯ………)
shp(……頑張れば合法ロリに育てられる………？)
周りはニヤニヤするとか俯いてるとか、全然助けてくれなくて頼りにならない
「い、いや……そういう訳じゃ………！」
「……………」
「ん………んん………!!!」
ええい！食べちゃえ！
ｻｯ……ﾊﾞｸｯ
「ぐ…………」
zm「！A…！」ﾊﾟｱｱｧｧ!
本当は今すぐにでも逆流していまいそうなほどお腹が苦しい
しかしゾムさんの顔を見ていると心が痛む
グッと我慢して一気にプリンを流し込んだ
「こ、れで………勘弁して……ください………」
zm「A……！やっぱり期待を裏切らないぜ………！」
「う”っ………ゾムさん……肩揺らさないで………」
もう魂が抜けてしまいそうなほどだ
これだけ食べたのは何年ぶりだろうか………そもそも人生初かもしれない
お腹………くるし…………
周りは今にもご愁傷様しそうな私を見て心配したり、口角を上げたり……反応は様々だ
「あ”ぁ”…………」
??「ｸｸｸ、新人へのゾムの洗礼も終わったことだし」
??「そろそろ『ご馳走様』だゾ」
誕生日石に座る金髪の男性が楽しそうに笑みを浮かべながら言う
それに反応した幹部達は「はーい」と声を上げた
「うへぇ………」
zm「…ふはっ、付き合ってくれてありがとうな！」
ﾍﾟﾛｯ
「！？」
zm「ご馳走様、A」
私の頬についたプリンをペロリと舐め取ったゾムさんは、嬉しそうにそう言い、席に戻った
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miyutnk0915(プロフ) - 物語の設定がすごく好みでとってもこの作品が好きです！更新待ってます！ (5月1日 1時) (
レス) @page49 id: afb4105720 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - レイさん» ありがとうございます！いやぁ、なんか自然とそうなってましたね（笑）優しさと言われると、ま、まぁ…（（（お互い勉強頑張りましょう!!!! (2022年2月14日 23時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - いつも応援します！…結局grさん以外毒入りを食べてないと思うと優しさが溢れてるのを感じる…定期テストワイもなんで頑張りましょう！ (2022年2月14日 19時) (レス) @page49 id: 35bd2a2067 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - あるさん» 本当にごめんなさい……。ゲーム実況見ながら書いてたら主人公の名前そのまま書いちゃってました……（笑）コメント助かりました！ありがとうございます！更新頑張りますねッ！ (2022年1月30日 10時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ある(プロフ) - …アヤノちゃんって誰でしたっけ…？間違えてませんかぁ！作者様!!!!あ、いつも楽しみに読んでます〜更新頑張ってください!!!! (2022年1月28日 10時) (レス) @page46 id: d7169240b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年9月20日 9時
