6 ページ6
”
「ん……んん……」
フカフカの布団の上で目が覚める
あれ……そうだ……泣いて………寝て……
眠い目を擦りながらゆっくりと体を起こす
??「起きたかッ!!!」
「わｧｯ!!!???」
急に大きな声で話しかけられ声が裏返ってしまった
勢いよく覚めた目で声の主を探してみる
「！」
??「んひひ、おはようさん！」
私が寝ているベッドに腰掛けている金髪の男の人
目を細め、歯を見せてニカッと笑っている
だ……だれ……？だい…だいせんせい……
怖くなってキョロキョロと視線を動かしペ神と大先生の姿を探す
ｼｬｯ
ut「あ、起きたんや！」
「！」
勢いよくベッドから飛び降り、大先生の影に身を隠す
金髪の男の人の視界に映らないよう、しっかりと大先生の背中側に回った
??「…何や俺、警戒されとるんか？」
ut「…この人悪い人ちゃうで！俺の仲間や！」
「……」
大先生が言うならそうなのだろう
チラッと大先生の服を掴んだまま男の人の方を見てみた
ut「コイツな！シッマやで！シッマ」
??「…どうも！コネシマです！シッマでもええで！」
「………」ﾍﾟｺｯ
この金髪の男の人は『シッマ』というらしい
小さく一礼をすると大先生が「良い子やな〜！」と頭を撫でてくれた
気持ちよさそうに目を細め、頭を差し出すともっと撫でてくれた
kn「んで、君の名前は？」
ut「あ、そや、聞いてなかったな」
大先生の頭を撫でる手がピタッと止まる
名前…Aっていう……
「AはAって言う！」
ut「A…Aかぁ！」
kn「可愛らしい名前やな！」
2人は満面の笑みで私を見ている
なんだか嬉しくなり、「えへへ……」と言葉に出てしまった
ut「……どうしよ……かわええ……」
kn「はえ………」
無邪気に照れながらも笑顔を見せる少女は完全に2人の胸に突き刺さったようだ
「気持ちいいめざめ…気分良い！」
ut「そ、そうか！それなら良かったわ！」
体を上に伸ばす
大先生は安心したように胸をなでおろしていた
すいみん……はいいけど……
ぐぅうううう……
「あ……」ｶｧｱｱｱ
医務室内に大きなお腹の音が鳴り響く
抑えようとした頃にはもう遅く、2人にはクスクスと笑われてしまった
ut「そやなぁ、丁度お昼やし、一緒にご飯食べよか」
kn「ｸｯﾋｯﾋｯﾋｯ……お腹すいとんのやなぁ」
からかうシッマに頬を膨らませてみると、笑いながら「すまんて」と言われた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 829人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
