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”
(視点もどりまぁす)
「……ん………んん………？」
朝、Aは何とも言えない気持ちで目覚めた
たしか気持ち悪い夢を見ていたような気はする
しかし、何故か途中で優しいような明るいような雰囲気になって……
起きたばかりだというのに夢の内容はよく思い出せない
「……？」
というより左手が妙に熱い
意識をしてみると誰かに手を繋がれているということに気がつけた
「………」ﾁﾗｯ
「……!!!!!?????」ﾁﾗｯ
寝ぼけた目で思わず2度見してしまうほどの衝撃
だって自分の手を握っていたのは……
sha「…ｽｰ……ｽｰ……ｽｰ……」
あれほど自分を嫌っていた彼だったのだから
子供用の小さな椅子に腰を掛けて首をｺｸｺｸさせながら寝息を立てている
……どういうこと……？
なぜ彼が手を握っているのか、というか何故ここにいるのか
謎なことが多すぎて固まってしまう
起こしたほうが良いのだろうか
…というか起こさなければ動くことは出来ない
勇気を出して口を開く
「…シャ、シャオロン……朝だよ……？」
sha「ｽ-……ん……んんあ……ﾌｰ…んあ……？」
シャオロンは薄っすらと目を開けて怯える私の姿を視界に捉えた
そして少しすると状況を飲み込めたのか顔を真っ赤にした
sha「う、うあっ……え、ちゃ、ちゃうねん！ちゃうて！」
「え……あ……ちがうの……？」
すぐに目覚めてわかりやすく焦り始めるシャオロン
そう聞いてみると「…い、いや……う……」と言葉をつまらせた
sha「……く、苦しそうやったから……握ってあげただけや……」
プシューと音が聞こえてきそうなほど耳まで顔を真っ赤にする
その言葉を聞いてもなお、納得はできず口を開けたままシャオロンを見つめた
sha「…お、俺やってしたくてしたわけちゃうし！」
「……じゃあなぁに……？」
sha「えっ……じゃ、じゃあ……？そ、そやなぁ……」
シャオロンはまた言葉を詰まらせる
思ったように行かない状況に小さく舌打ちをしていた
……見る限り、とりあえずシャオロンは自分を『助けてくれた』らしい
「……んふ、シャオロン」
sha「…なんや……」
「ありがとう」
自分のことが嫌いというわけでは無さそうという安心感と、手を握ってくれたという嬉しさから目を細めて柔らかく微笑む
シャオロンは目を点にして驚いていた
そしてしばらくすると、シャオロンは俯いた
sha「……お、俺………」
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ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
