30海上 ページ31
外に出ると空気が澄んでいて
夜景がとても綺麗に見えた
下野
寒い??
A
ううん
平気だよ
下野
あ、あのさ、、、
超ベタなんだけど、、、
後ろ向いてくれない?
A
ふふっ
わかった
下野
目も閉じてて笑
背を向けて
言われた通り目を閉じる
ふと、手を取られて
A
え、え??
下野
まだだーめ
目閉じててよ
A
、、、、
下野
はいっ!いいよ!
首元じゃなくて
触られた手を見ると
薬指にキラキラ光る
指輪がはめられていた
A
、、、えっ!?
かわいい!!
え、でもさ、、、
え?え?
下野
そんなにびっくりしないでよ〜笑
A
だって、左の薬指って、、、
下野
ねぇ俺を一生独り占めしたくない?
A
は、はっきり言ってよ、、、
下野
お、お、俺と
け、け、結婚して、ください!
A
しょうがないから
一生独占させてあげる!
下野
お、おい、、
泣くなよ〜笑
A
な、泣いてないよ!
下野
嘘ばっかり〜
はぁ〜緊張した!
なんだか一気に疲れた笑
A
私もびっくりした
ネックレスだと思ったから、、、
プロポーズされるとは
思ってなかった、、、
下野
色々仕事の関係とかあるからさ、
籍とかは話し合って決めようね
俺幸せにする
っていうか俺が一番幸せだぁああ!!
A
ちょ、ちょっと!
声大きいよ!
は、恥ずかしい!
みんな聞いてる笑
下野
聞かせとけいっ!
寒くなってきたから
中入ろう
緊張して夜景どころじゃなかったと
ぶつぶつ言いながら
クルージングは終わり
なぜかターミナルには
私のマネージャーが迎えに来ていた
A
なんだ、みんなグルだったのか笑
(ボソッ)
下野
ん、どうした?
A
ううん!なんでもないよ!
マネージャーの運転で
都内へ戻り
明日も仕事だったので
その日は自宅へ送ってもらった
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作者名:みかん | 作成日時:2020年12月14日 19時