次第に私は ページ11
「んー…」
住み始めて数日、流石に家具がないと不便だ。
叔父さんは手伝ってくれると言ったし、善意を断ることも申し訳ない。
私はもう何年も開けていない彼とのトーク開けると、空いている日はないかという旨の連絡をした。
『明日午前中は用事あるけど14時からなら空いてるよ。』
また仕事だろうか、忙しいんだろうあ。
申し訳ないと思いつつお願いします、と返事を返した。
そしてスマホを机に置いてパソコンに向き直った。
そろそろ編集も終わる頃だ。投稿時間には間に合うだろう。
エンコードを開始し、動画が出来上がるまでの時間何をしようかと考えた結果、久しぶりに自炊でもしようと思いついた。
メイクをするのも面倒で、マスクをつけて外に出た。
前に住んでいたところよりスーパーが近いしすごく便利。
プレイリストからお気に入りの音楽をかけ、一曲が終わる頃にはもうスーパー。
イヤホン越しに小さく聞こえた店員の気怠げな声を背に買い物かごを取る。
何を作ろうか、自炊をするとは決めたけど手の込んだものを作れる気力はない。
晩御飯におすすめ!美味しい和風パスタの作り方、と書かれたポップが目に入る。
「…美味しそう。」
決めた、これにしよう。
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猫 - 続きみたいので楽しみに待っときます❗ (2022年9月19日 19時) (レス) @page31 id: f38b04a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
まい - psychoの作品を昨日見つけて面白くて一気読みさせていただきました!!この作品も大好きです!無理せず頑張ってください! (2021年5月16日 1時) (レス) id: 90b419fcc1 (このIDを非表示/違反報告)
まお - PSYCHOの時は更新早かったのに、、、もう書かないんですか? (2020年11月24日 4時) (レス) id: a3d417a427 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - 続きがきになる…投稿待ってます! (2020年10月10日 10時) (レス) id: 58fe7c6f69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミスト | 作成日時:2020年9月28日 15時