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「ホテル……?」
「…ですー……ね…」
「…Aが…?」
「…私が」
「……俺じゃない他の男に?」
「葛葉くん以外の男に…」
じーっと見つめながらジリジリと問い詰めてくる葛葉くん。
先程指を握ってしまったのが仇となり、離れるに離れられない状況となってしまった。
「で、でも何かされたわけじゃなくって…ね…?」
別に田中くんを庇う訳では無い。
むしろさらに苦手になった。
なんだけど…今は私の身が危険というか…。
腕を掴まれただけで、あとは何もされていないことをちゃんと伝えないと、葛葉くんがどうなってしまうのやら。
「へぇ…ほんとに?」
「うん、ほんとに!ただ腕をちょーっと掴まれたくらいで…」
「はぁ?腕を掴まれた?」
「うっ…えーと…あの……」
「どこ?」と私の腕を掴んで袖を捲る葛葉くん。
そしてぺたぺたと腕を触る。
そんな触らなくても…ってくらいに。
すると、ぴたりと葛葉くんの動きが止まった。
「……痕」
「あ、と…?」
「痕、ついてる」
「あ…」
葛葉くんの手の先を見ると、確かに私の手首には赤い痕が付いている。
恐らく、田中くんに掴まれた時に付いた痕。
私もこれには気づいていなくて、思わず「あ…」と声がこぼれる。
「…どんだけ強く掴んだんだよアイツ」
「割と強かったのかも…」
「……」
「葛葉くん……っ…!」
葛葉くんは私の手をするりとすくい上げて、手首に小さくキスを落とした。
驚いて彼の目を見る。
「…こんなんじゃ、消えねぇけど」
「ふふ…うん…。でも、嬉しい…」
2回、3回。
何度も落とされるキスに段々と恥ずかしくなってくるけれど、葛葉くんはやめてくれない。
手首、腕、二の腕、それから頬。
「ちょっ…どさくさに紛れてっ…!」
「ふっ…いいじゃん」
「〜っ…ずるい…」
そのまま唇が触れ合った。
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hs - こんにちは!r18の作品のURLをコメント欄に貼ってもらえませんか?どうしても見れないので…これからも応援してます! (2022年9月17日 7時) (レス) @page50 id: 44092dc9d2 (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - のんちゃんさん» ありがとうございます! (2022年8月6日 23時) (レス) id: 35e1b11f9c (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - ルカさん» 恐らく年齢設定の問題だと思われます…。18歳以上だと見れると思います…! (2022年8月6日 23時) (レス) id: 35e1b11f9c (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん(プロフ) - スゥッ……久々にみた…てぇてぇ死んだ…………ありがとうございます┏┛墓┗┓ (2022年8月5日 8時) (レス) @page49 id: bbcbbc772c (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 作品一覧を見ても全3件となっているのにr18の作品だけ非表示になってるんですけどどこで見れますか? (2022年7月16日 3時) (レス) @page27 id: 718c8c65a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春 | 作者ホームページ:
作成日時:2021年11月15日 0時