さとみくんの彼女担当です。

・　さとみside ページ14

さとみside


こ「じゃあねー、さとみくーん」


さ「はーい、またー」


ころんの家から出る。

さて、家に帰るとするか。

あ、でもAは自分の家にいるか。

よーし、会いに行こっかなーｗ

時には会いに行っても大丈夫だろう。

俺はそそくさとAの家に向かう。


さ「Aー！」


合鍵でAの家のドアを開ける。

そして勢いよくドアを開けた。

あれ、誰もいない？

いつもならすぐに返事が返ってくるのに。

俺はゆっくりとリビングの扉を開けた。


さ「え…」


あの後ろ姿はAと

……るぅと。


幸い俺の声は聞こえてないらしい。


『るぅとくんもう一回行くよ？』


る「はい、行きますよ！」


とか言って肩を組んでいる。

あー、待ってやばい。

俺の嫉妬深いところ、出ちゃう気がする。

だからダメなんだよね、俺。


俺は扉の向こうでAたちの声を聴く。


『あーやっとできた！』


る「時間かかりましたねｗ」


二人の声が聞こえてくる。

あー！待ってー！俺こんなに嫉妬深かったっけ？

俺、乙女かよ！ｗ


『るぅとくんごめんねｗ』


る「全然大丈夫ですよ！じゃあそろそろ帰りますね」


やばい、るぅとが来る…。

俺はとっさにどこかに隠れようとする。

隠れる場所がない！？


る「じゃあさよなｒ「ガンッッ」え？」


俺の頭に衝撃が走る。


さ「痛っ！！！」

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