《ハイキュー》《ハリーポッター》小さな巨人の妹は魔法使いらしい。 (ページ45)

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33話:挑戦者たちページ45

仙台市体育館前。ついにこの日が来た。

王者白鳥沢。ウシワカがいる所だ。

『ふぅ。あー、怖い。』

田中「お前に怖いもんなんてあんのか？」

『そりゃ怖いよ。負けたら一発で終わり。』

5セットマッチだからこそ、怖いんだ。

あの後、龍と夕が騒いで怒られてて、逆に冷静になった。←

アップに入る。前回、白鳥沢とはほとんど試合はしなかった。ほとんど、二軍と。舐めてるのかな。

んじゃあ、面白いもの見せようか。

田中「おい、アレやったれ。」

アレ？あぁ、真下に打つヤツ？

ドっ

タァンッ

ザワザワと会場がざわめき始める。

瀬見「あのチビ、真下に打ちやがった！」

うーん、これしか聞こえないな。

『影山頼むぞー。』

影山「うっす。」

タタタタタッ

キュッ

バァンッ

『すいませーん！！』

あらら、二階席まで飛んじゃったよ。

田中「今日はボール破壊しないようになーー！」

『当たり前でしょ？！怪我人出さないよう言われてるんだから！』

はぁ。にしても、センターコートかぁ。なかなか緊張する。

ん？ボール向かってったの、日向たちを弱いとか言ってた奴らじゃん。

ちょっとなんか言っとこ。

『....強さには形があんのに、なんで決めつけんの？日向は少なくとも、弱くないから。』

実を言うと、合宿の時は一度も、4m飛んだことないんだよね。つまりは、私は4m跳べることは音駒くらいにしか伝わってないわけ。

『影山、初っ端は4mのトス、おねがい。』

影山「うっす。」

そういえば、設定では私の最高到達点が乗ってなかったね。←

412だよ！

さー、こんな話をしてるけど、試合が近づいてくる。

『左、ねぇ。さーて、どうするか。』

合宿んときは...

いや、合宿を思い出すな。きっと変わっているはずだ。

なら、初対面だと想定する。

........リベロに集める。夕に集めて、慣れてもらう。

澤村「集合ーっ！」

もう整列か。

私はスタメン。龍が抜ける。

初っ端から、バッキバキに折っちゃう？

GUESSブロックなんてしない。

リードブロックだ。あとはもうスピード勝負。

タイミングさえ合えば小学生でも龍のスパイクを止められる、か。

月島「どうしますか。」

『止めるっ！』

牛島さんが飛ぶ。それに合わせて、打つタイミングが最高到達点になるように、タイミングを.....

ダンっ

牛島さんが驚く。

『(ﾆﾔﾘ)よっしゃぁ！』

烏野、一点先取。