《ハイキュー》《ハリーポッター》小さな巨人の妹は魔法使いらしい。

20話:春高開始なのに....... ページ25

『ブー。』
烏養「我慢してくれ。3試合目からは出すから。」
『出たいんですよ！こっち戻ってきてから音駒戦に一回と合宿中に3回の計4回だけですよ？！おかしくないですか？！』
武田「怪我人を出したくないんですよ。」
『イギリスで練習してきましたよ？！見せましたよねそれ！』
烏養「お前は最終兵器だからな。」
えー。
『はぁ。そういうことにしておきますよ。』
日向「えぇ？！先輩、背番号0なんすか？！」
『あー、そうなんだよね。めっちゃジロジロ見られるんだよ。』
烏養「日本バレーボール協会からそうやって目立つようにしろって言われたからな。」
『うんうん。』


試合はやっぱり勝った。
『おつかれ！』
日向「先輩は出なかったんですよね.....そのせいで弱いって思われてて悔しいです！」
『可愛いなこいつ！』
ワシャワシャ
日向「え、あ、ちょ、やめてくださいよー！」
『さー、次は角川学園か。』
烏養「2mか。」
そう！相手は2m！でも負ける気は無いよん。
烏養「仕方ねー。宇内、出ろ。」
『うぇーい！』
澤村「あんまり騒ぐなよ？」
『うぃっす。』
怖い怖い。
月島「日向よりも差がありますよね？大丈夫なんですか？」
『任せろ！あいつ自分の身長の2倍を飛んだとしても、この私には届かない！』
山口「身長差は.....53cmか。頑張ってください！」
『もっちろん！後輩が見てるんだ！』


試合が開始して、少したった。
ピピーッ
日向と交代。
観客「背番号....０？」
観客「女の子か？」
観客「2m相手にあの背丈....烏野は血迷ったのか？」
驚いてるねぇ。もちろん、負けないよ？
『影山。〜〜〜〜で、〜〜〜〜なんだけど、出来るかな？』
影山「あ、できます。」
『よっし！ありがとう！』
夕がレシーブして、影山にボールが行く。そして私へボールが来る。そして...
ダンっ
ドゴンっ
バシンっ
2mのやつが飛んだ後、時間差で飛ぶ。そして、誰もいないところに思い切り打つ。
『よっしゃ！時間差成功！』
影山「トス、どうだったすか？なんか直すところありますか？」
『完璧！すごいじゃん！』
影山「あざっす。」
田中「おぉー！スゲーな！時間差なんていつやったんだ？」
『ん？今思いついた。影山はトスをおくらせて、私はそれに合わせて飛ぶだけ。簡単でしょ？』
全-貴影「いや、簡単じゃない。」
影山「そっすか？」
『まぁまぁ、できたんだし問題ないでしょ。』
澤村「そうだな！さ、次行くぞ！」
全員「おぉ！」

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