10話:任務と知り合い ページ11
今日は、烏野高校周辺の見回りだ。まぁ、基本は宮城のほとんどをやるが。青葉城西の近くじゃないだけマシだな。
緑石(リョクセキ)「カァー!烏野高校北ニ鬼ガデタ!高校生ガ襲ワレテイル!」
『了解した。』
緑石は私の鎹鴉だ。翡翠を首につけている。こんなことを考えながらも足は動いており、着いた。
『天の呼吸 陸の型 雷竜一昇』
ザンっ
??「な、なんですか?!」
??「落ち着け。あの、あなたは誰で今襲ってきた者はなんですか?」
やはり、落ち着いている者がいると話が早く終わるものなのだな。説明するか。
『いまの者は、鬼だ。鬼とは、主食が人で、日輪刀と呼ばれるこの刀で首を斬るか、日光に当たらない限り死なない。また、斬られた腕や足は元に戻り、人を食べるほど強くなる。そして、何十年も生き長らえる。鬼は人間だったものだ。最近の鬼は、なぜ鬼になったかが分からない。
私は、鬼殺隊というものだ。鬼殺隊は大正時代から存在する組織で、鬼を斬り人を守る。圧倒的な力を持つ鬼に生身で立ち向かうのが、鬼殺隊だ。
さて、質問はあるか?答えられる限りなら答える。まぁ、任務が入ったら無理だが。』
??「はい。」
『なんだ。』
??「鬼といえど、人を斬っても、その、犯罪にならないんですか?」
『確かにそうだな。鬼殺隊は政府公認だ。だからといって人を斬るのはどうかという意見もあるだろう。それは当たり前のことだ。
しかし、鬼を殺さないと、罪なき命がいくつも理不尽に奪われる。それを、私は許すことが出来ない。何故理不尽に殺されなければならない。
恐らく.....鬼殺隊が無くとも、鬼が居るなら私は鬼狩りとなっていた。一体の鬼でも、人を何人も殺す。ならば殺すしかない。』
??「そう、なんですか。すいません。」
『いい。慣れている。他に質問はあるか?』
ないか。
『ではこれで失礼しようか。あぁ、もしどこかで私にあっても鬼殺隊という事は伏せてといてくれ。これでも国家機密事項だからな。バレたら面倒くさいことになるだろうしな。』
そのまま去る。まぁ、後は隠がやってくれるだろう。さて、次の任務に急がないとな......
『.....朝か。』
花詠が起こしてくれた。やはり寝不足か......仕方ないか。それにしても、あのクラゲとの事件はどうなるのだろうか。面倒なことにならなければいいのだが....
ザワザワ
校門前がザワザワとしている。何事だろうか。
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uefHYEIGisXCsvG(プロフ) - 教室を爆発して‥wwwめっちゃわらいましたwww (2020年12月16日 5時) (レス) id: 4cefab5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵@妖精・ナルル、雨宮礼奈、暁月のセコム - これからは、クラゲと呼びます笑 (2020年9月3日 23時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵@妖精・ナルル、雨宮礼奈、暁月のセコム - 待って!「クラゲ」と打ったら、「海月」って出たんですが笑 (2020年9月3日 0時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - うっ涙が、(´;ω;`)とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年9月2日 23時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき - めっちゃ好きですぅぅぅぅ!!更新楽しみにしてます! (2020年9月2日 17時) (レス) id: bd3127a0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結希 | 作成日時:2020年6月3日 17時