《鬼滅の刃》《ハイキュー》伊黒小芭内の妹は青葉城西に通うようで.....？ (ページ16)

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15話:クラゲの話ページ16

クラゲ(風見)side
なにあいつ！徹さんにも好かれて！愛されるのは私だけでいいのよ！オマケに、写真にも動じないし.....私の邪魔をどれだけすればいいのよ！

『そろそろ潰さないと.....』

どうしようかしら。あぁ、口元の傷の話を流すのはどう？この前の写真は、合成って何故かバレたけど(加工が下手すぎたからです)

そうよ！それなら、上手くいくわ！それに噂は誰が流したかなんて突き止められないわよ！

《キャー！伊黒様ー！》

な、なによ！なんであいつなんかにファンクラブがあんのよ！しかも、白鳥沢の生徒まで.......？！及川徹ファンクラブの会員じゃない！これじゃあ、ファンクラブを利用できないわ！あいつの事を、及川さん目当てだっていって虐めてもらうつもりだったのに！

女1「ねぇ。風見、だっけ？ちょっと来て。」

たしかあいつ、伊黒のことを伝えたやつ！

女1「ねぇ、あんた、伊黒様のこと悪く言って、イジメさせようとしたでしょ。」

女2「ふざけんなよ！伊黒様みたいな素晴らしい人に！私たちを許す上に、褒めてくれたのよ？！」

女1「次、伊黒様に手を出したらファンクラブ総出であんたを潰しに行くから。」

女2「既にファンクラブではブラックリストに乗ってるわよ。せいぜい頑張る事ね。」

はぁ？！そうだ、今このタイミングで言えば！

『伊黒さんの素顔、口元が大きく裂けてたのに？ファンクラブなんて騙されて可愛そうね。』

これで....

ダンっ

え？

女1「あのさぁ。調子乗らない方がいいよ。私たちは伊黒様の、心優しさに惚れたの。口元が裂けてようが裂けてまいが、私たちは必ず惚れていたし、ファンクラブも作っていた。それに、包帯巻いてんだから怪我してんのは当たり前でしょ。」

女2「何がしたいの？ちなみに、そんな噂は聞いたけどファンクラブは誰一人抜けてないわよ。」

そんな！なんで？！去っていく女たちの背中を見る。何かを信じるような真っ直ぐな背中だった。あいつを陥れられないじゃないの！どうしよう、どうしよう！

結希「いやー、女の嫉妬って怖いですね。」
『おい作者。クラゲクラゲいうな。』
結希「え？！あんなやつを庇うの？！」
『比較されたクラゲが可哀想だ。』
結希「さ、左様ですか。」
『で、作者、どうしたんだ？』
結希「たくさんのコメントありがとうございます！あと、最高順位7位と、この作品がすごく上位に乗りました！皆様のおかげです！」
『これからもこの作品をよろしくな。』