2話:山の民 ページ3
？？「私達は山の民と呼ばれる。知っているか？」
『知らぬ。』
楊端和「そうか。私は山の民の王、楊端和だ。」
『鬼殺隊、星柱、月夜Aだ。』
楊端和「そうか。お前は、何を望む？」
『人里に降りたい。鬼が私のようにこちらに来ているかもしれない。』
楊端和「ふむ.....我々にも、鬼とやらから身を守る術を教えてくれれば、良い。」
『あぁ。３つしかないが、教えよう。今から言うものを用意してくれ。』
『1つ目は、日輪刀だ。この刀は特殊な金属で作られており、鬼を倒せる。太陽に最も近く、一年中陽の光のさす山、陽光山で取れる鉄から作られる。この刀で首を切ると鬼は死ぬ。陽光山がどこにあるのかは知らないが、これが１つ目の方法だ。なお、この刀はあげることはできない。
2つ目は、陽の光だ。鬼は日光に当たると死ぬ。
3つ目は、藤の花の毒だ。これは藤の花と言い、鬼が嫌う花だ。この花から抽出した成分で、毒を作れる。私が作ったものを渡しておこう。』
楊端和「助かる。何かあった時に役に立つだろう。」
『この時代にいないかもしれないが....』
楊端和「それでもだ。さて、人里だが、ここを下っていくとある。まぁ小さなものだが。」
『ありがとう。何かあった時は、狼煙をあげてくれ。助けに向かおう。』
楊端和「あぁ。ありがとう。」
『それでは。』
ヒュんっ
山を降り、人里に降りる。ど、どんな人がいるんだ！
結果。ドレイとか居ました。治安がいいとは言い難いな。あぁ、子どもの姿になっとこう！刀を持っていても不審ではないからね！さて、どこに行こうかな。
？？「そこの貴方？」
『な、なんだ？』
？？「なぜこんな夜に居るんですか？」
『遠くの国、日本から渡ってきた。しかし、頼みの綱の人里では泊めてくれる方はいなかった。そのため、野営でもしようかと思っていたところだ。』
？？「その刀は、なぜ持っているのですか？」
『大切な方の物だ。人を守るため、渡された。』
？？「ふむ....着いて来なさい。泊めて上げます。」
『よいのか？何が対価としてほしい。』
？？「剣術ですよ。その刀、年季が入っているのに対し刃は綺麗なままです。そのように使えるのなら相当な剣士ではないかと。」
『わかった。けれど、大して教えられないぞ？』
？？「それでいいですよ。」
『名は？』
王騎「王騎です。貴方は？」
『夜月A。』
王騎「そうですか。」
なんだろう、なんか怖い。
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菊理 - 質問です！いつからうらツクをやっていらっしゃるのですか？ (2020年6月11日 21時) (
レス) id: 4b1ede1be0 (このIDを非表示/違反報告)
巴(プロフ) - 鬼滅とキングダムのクロスオーバーは最高ですね！更新楽しみに待ってます！ (2020年6月4日 23時) (レス) id: 3c345c36dc (このIDを非表示/違反報告)
いぶ - 面白いです！ついにキングダムにもクロスオーバの時代が！ 更新応援してますうう！ (2020年5月30日 21時) (レス) id: 4556abf82f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結希 | 作成日時：2020年5月30日 15時
