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トラブル ページ15

「なんだ?」

(誰だよ!折角頑張って声出そうと思ったのに…!!)

虎石は困惑気味に、哀葉は怒り気味に、声のした方を探す
怒鳴ったのは客側の男らしく、対象は店員の女の子だった
思っていたより、彼女らの席の近くだった

見るだけでも、明らかに男が過剰に怒っているのは明らかだった
聞き耳をたてると、内容もくだらない。頼んだコーヒーがアイスではなくホットだった。ただそれだけだ

『心せっま…』

「あー…店員の子、泣きそうじゃん」

新人なのか、女の子は一生懸命頭を下げている
このぐらいのミスは笑って見逃してあげるのが、大人というものだというのに

「だから、店長呼べって言ってんだろ!」

「あ、あの、店長は、本日出勤していないので……主任を…」

「店長だっつってんだよ!!」

「ひっ…も、申し訳、ありません」

この状況で誰も助ける気配なし。他の店員も助け舟を出す気配なし
それが、哀葉をイラつかせた

そして、最も危惧すべき事が起こった

「あ、あの、主任を呼んで参りますので、こちらのコーヒーも、お下げしますね」

「あ?お前逃げんのか?クソガキが生意気言ってんじゃねえよ!!」

「!!」

男は女の子が下げようとしたコーヒーを持ち、在ろう事か女の子の顔目掛けて振りかざした
かけられる。その熱さに耐えようと、彼女はギュッと瞳を閉じるが

バシャッ

音がするだけで、熱さも痛さも感じなかった

『あっつ…』

「!!お、お客様…!?」

彼女を庇ったのは哀葉だった
咄嗟のことだったため、背で庇うまで行かず、思い切り顔にかかってしまっている
ポタポタとコーヒーが髪を伝う中、哀葉はギロリと、男を睨みつける

『おいおっさん』

その喉から出たのは、地を這うほど低い声だった

『たかが、熱いか冷たいかの違いでギャンギャン吠えんじゃねえよ!ア"!?その上、こんなクソ熱いもん女の顔にかけるたぁ、てめえの神経どうなってんだ!!クズが!!火傷でもして可愛い顔に痕でも残ったら、どう責任取るってんだ!!』

「っ……ち」

『ちっ、て何だ?てめえが舌打ちしていい立場だって思ってんのか?あぁ?てめえは謝ってさっさと金払って出てく立場だろうが!!てめえ見たいなクソ客居たら落ち着いて誰も食事なんで出来やしねえだろ!!』

「た、たかが小娘がっ」

『たかが小娘怒らせてるって分かんねえのか!?いいからさっさと出て行けっつってんだよ!!』

哀葉の気迫に押され、男は金を置いてそそくさと出て行った

おこだよ虎石君→←浮かれ気味



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設定キーワード:スタミュ , 虎石和泉 , クロスオーバー   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:春月 | 作成日時:2018年1月20日 23時

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