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おこだよ虎石君 ページ16

残るのは静寂と満ちた店内だ

「あ、ありがとうございました…!あの、火傷してませんか?!」

女の子が哀葉に声をかけることで、静寂でなくなる
周りの人々は、感嘆の声をあげる。けれど彼女にとってそれはイライラを募らせる要素でしかなかったが

『大丈夫。ちょっと熱いぐらい。君は、コーヒーかからなかった?』

「は、はい。本当に、ありがとうございます。あっ!!お洋服が台無しに…!!」

『いやいや、こんなん大したことないから。君に怪我がなくて良かっ「良いわけねえだろ馬鹿!!」

ようやく我に返った虎石が口を挟む
彼としてはまた無茶をした彼女に呆れと怒りしかなかった
哀葉の頬に手を当てて、火傷して居ないかを確認する

「お前も女なんだから、庇うならせめて自分の顔も庇え!」

『うっ……咄嗟だったから…』

「あ、店員さん、着替えかなんか貸してくれないっすか?服洗いたいんで」

「でしたら、当ホテルの洗濯機で洗いましょうか」

答えたのは、女の子ではなく、この店の店員でもなく、ホテルの従業員だった
騒ぎを聞きつけて、様子を見に来て居たらしい

「乾燥機もあるので、乾くのもすぐかと思います。ついでに、彼女様は当ホテルの温泉をご利用くださいませ」

『え、いや、そこまでは…「じゃあ、お言葉に甘えて」おい、こら和泉!』

「かしこまりました。それでは、ご案内いたします」

「あ、わ、私も、いきます!」

彼女に拒否権はない。と言わんばかりに虎石は問答無用で彼女を引っ張る
その間も店員の女の子は、大丈夫かと哀葉に問いかけて、お礼を述べる
従業員に案内されたのは、ホテルの個室だった
どうやら、相当偉い人間だったらしく、権限で空いてる部屋を押さえてくれたらしい

「では、お洋服をお借りしますので、すぐに脱いでください。コーヒーのシミは落ちにくいですからね」

『え、でも、あの』

ここまで来て渋る哀葉に、今度は虎石が痺れを切らす番だった

「哀葉、すぐ脱がねえなら俺が脱がすぞ」

『はい!?』

「すんません。ちょっと待っててください」

虎石は哀葉の手を引き、部屋に入る
入るなり、彼は哀葉の服に手をかけた

『ちょっ、本当に脱がす奴があるか!!』

「お前が渋るからだろ。いいから脱げ」

『ぬ、脱ぐから!!脱ぐから、待って……っ!!』

哀葉の抵抗虚しく、上の服を捲り上げられてしまう
彼としては、肌が火傷して居ないか確認したかっただけで、決して下心はなかった

誘い文句か否か→←トラブル



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設定キーワード:スタミュ , 虎石和泉 , クロスオーバー   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:春月 | 作成日時:2018年1月20日 23時

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