めいいっぱい妄想したい。

大っきくて可愛い仕草とか見たい。 ページ16

A「そんな疲れてるなら、無理して付いてこなくて良かったのに。」


エンドロールの中
米ちゃんを揺り起こして
先に退出してきた。

ギリギリ迄寝かしてあげたかったけど
場が混乱しても困るし‥。


米『クソ忙しいからね。』


A「ほら、やっぱりー


『でも無理しないとAとの時間作れないでしょ？』



A「……。」


そう言いながら口の端を上げる米ちゃんは
少し悪戯っぽい顔をしている。


何か、普通過ぎて怖いw


勝手に付いてこられてイラついてたけど



米 『デート、したかった。』←ニコッ♡


それも私の為だと言われると、
何かもう怒れないし…。




A(ゴボッ。)←咳払い。


…良し、平常心。

さっきの女子たちが色めき立ってたから
それが移ってこっちも変な感じなだけ。
うん。きっとそう。



「あのねー。別に落ち着いてからでも良いんじゃない？私も居候させてもらってるし、突然逃げたりしませんから。笑」


『……。』←ジロジロ。


A「な、何？！本当だよ？逃げないよ？」


私の飲み掛けのコーラに
顔を近づける米ちゃん。


米『ふぅん…そう？』←疑いの目。


何その顔…////


ストローを怠そうに咥えながら覗き込んでくる。




その視線と睨めっこした。



A「映画観たらさ、直ぐに帰るから。」


米『寝てても、起こしてくれる？』


A「ん。分かった。」


私顔赤くなってないかな///

米ちゃんはストレート過ぎるし我が儘だけど
誤解してる事も多いのかな…。


そんな風に考えてる今も
私の目の前で可愛くニコニコしてるし。

まぁ、大男なんだけどww



A「タクシー直ぐ呼ぶ？それとも有名人って運転手決まってるの？」



私も少しは優しくしよ。
初めて、そう思えたかも。



『そんな事よりーーー…』


A「んっ？」


ちゃんと1人の男性として米ちゃんを見るぞ。
先ずは優しくすーーー…



『早くAが付き合ってくれたらこっちも安心なんだけどね……はぁ。』←ため息付き


A「…は？」



…米ちゃん？



『私も玄師が好き♡って言うだけだよ？』←ため息２回目。


えーと…？


『ねぇ、言ってみて？そしたら帰るから♡』




A「うん…飛躍しすぎ。」←うんざり


米『…チッ。』←盛大な舌打ち


A 「…はよ帰れ(＾ω＾)」





わぁぁ♡一瞬でも揺らいだ気持ち返してwww

こんな大型犬欲しい。→←暗がりのイケメン

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