知らぬ間に従者ができました。【三途春千夜】

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そんなこんなで、春千夜くんも一緒に遊び(?)に行く事になりました。





そこからしばらく移動して、やっとついたぜ目的地……




春 ｢あの、A様…ここってもしかして…｣




『そう…六本木…!!!』




春 「……。」




やっぱり六本木って来ただけでなんか…ゴージャスな気分にな…りそう。


それより、春千夜くん急にしかめっ面になったけどどうしたんだろ…。




『春千夜くん…？どうしたの…？』



春 「ぇっ…あ、いえ!!何でもありませんよ!!それより待ち合わせ場所に行った方がよろしいのでは？」



『あ、ほんとだ。』




時間も結構迫っていたので待ち合わせ場所までまた移動した



無事待ち合わせ場所につき、まだ友達は来ていなかった…よかった…。




そこから数分待ってみたが友達はまだ来なかった




春 「A様を待たせるなんて…一体どんな神経してるんですかねA様より最低でも1時間前
にはお待ちするのが常識ですよ。」




『ま、まあまあ…そんな遅刻って時間でも無いんだから…大丈夫だよ、
というかそんな常識ないよ…何かの偉い人な訳でもあるまいし…。』



春 「何をおっしゃいますか…!!A様はこの世の頂点なんですよ！？この世界にある常識は
全てA様の為にあるのですからA様が常識なのは当たり前です!!!」



『あー…うん、もう…いいよ、それで…。』




もうこれ以上この人に何を言っても無駄な気がしてきて、心底もう諦めた。




？ 「おっ、もう来てるんじゃない？やっぱ待たせちゃったか〜」



？ 「だから兄貴急いでって言ったのに!!やっぱ意地でも叩き起すべきだった…」



？ 「まあまあAちゃんやさしーし大丈夫だって〜、久々の"デート"だからって
そんな張り切んなよ〜」



？ 「はっ？！デートじゃねえし!!張り切ってないし!!それに女の方待たせるっていうのは…
なんかこう…男としてのプライドが許さないだけっていうか…」



？ 「はいはい、相変わらず素直じゃねえなぁ笑………あ？」



？ 「ん？どしたの兄貴」



？ 「いや、Aちゃんの隣に金髪ロン毛の170近くの男がいる気がするのは俺の見間違いか…？」



？ 「は、待ってそれ俺にも見えるから見間違えじゃないよ…えAほかの友達連れてくるなんて
メール来てな……来てたわ、朝バタバタしてて全然見てなかった…。」



？ 「ふーん…まあいいんじゃね？いようがいまいがあんま関係ねえだろ」



？ 「まあ…それもそっか…？」

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