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Aがエーミールの研究室の扉をノックすると、すぐにガチャリと内側か扉が開いた。エーミールが少し眉を上げ驚いたような表情をしたが、すぐさまいつもの笑顔に戻った。
｢おや、Aさん。どうされました？｣
｢突然すみません、教授。実はシャオロンさんに紹介したい方がいまして｣
彼からは見えないだろうが、一応ロボロの浮かんでる辺りを手で指し示した。エーミールが笑顔で応えてくれる。
｢なるほど、心得ました。どうぞ中へ｣
部屋の中に通されると、シャオロンがふわりと姿を現した。ロボロと顔を合わせる。
｢なんやA、紹介したいってのはこのチビのことか？｣
｢はじめてましてやな、俺はロボロ。Aの式になったから挨拶しとこ思ってな。…ほんで、誰がチビやって？｣
｢なぜ初手から煽っていくスタイルなのか…｣
多少ギスってはいるが、以前コネシマと兄さんの初対面時ほどバチバチはしていない。やれやれ、と苦笑まじりにため息をついていると、どこか微妙な表情のエーミールと目が合った。
｢…あ、すみません。今日は大先生は連れてきてないんで、教授に『視る』力を貸すことは出来ないんです…｣
彼をハブにしてしまっていた、とバツの悪い気持ちになりながら謝罪をした。
｢いえ、それは気にしてまんよ！勘違いさせてしまいましたね｣
｢それは気にしてない、ということは、他に気にしている事が？｣
｢ええ。まあ、そうですね｣
彼は、言うか言わないか若干逡巡したように視線を巡らせた。そして、口を開く。
｢…Aさん、ショッピ君と今日会われましたか？｣
｢え？…いや、授業で会うはずだったんですけど、ショッピ君が来なかったので会ってないですね。…どうしてです？｣
｢そうですか…。いえ、気にしないでください｣
エーミールが曖昧に笑った。
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鶏太郎(プロフ) - おしずさん» おしずさん、再びのコメントありがとうございます！いつもより練りながら書いたので、そう言って貰えて助かります…！はい、ゆっくりのんびり続きも書きますね！ (2020年7月18日 21時) (
レス) id: 10d9e4ee33 (このIDを非表示/違反報告)
鶏太郎(プロフ) - らりるれろんさん» らりるれろんさん、再度のコメントありがとうございます！今回時間軸がとびまくったので分かりにくいかな…と心配していたので、そう言って貰えて嬉しいです！更新頑張ります^^* (2020年7月18日 21時) (レス) id: 10d9e4ee33 (このIDを非表示/違反報告)
おしず(プロフ) - 続編及び、第6章お疲れ様です！今回もものすごく面白いです！！第7章も、鶏太郎さんのペースで更新頑張って下さい……！！！ (2020年7月18日 14時) (レス) id: f2c187ecfd (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - ひゃー！第6章も面白かったです！本当にこのお話面白い…！更新頑張って下さい！ (2020年7月18日 10時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶏太郎 | 作成日時：2020年7月17日 20時
