【ハリーポッター】魔法の日【親世代】 (ページ3)

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頼まれ事ページ3

黒い服を着た男が少女に近付く。

「A」

少女の名を呼ぶ
男は愛らしそうに少女の頬に触れる。

「A、お前を狸爺の所へ送るのは不満だが折角だ魔法を学んで来い」

そういうと男は手を放す。
妖しく笑った後部下を呼びある人物を呼ばせていた。

暫くすると銀のブロンドを持った男性、少女より幾つか上の少年、そして同じくらいの少年。
男と男性が何か話している時幾つか上の少年が口を開いた。

「A何か聞きたいことはあるかい？」

特にない。
その意味を込めて首を横に振る。

「あ、Aこの子が前言ったノアだ」

「あ、ノア・マルフォイです。よろしく」

ノアは少女に手を伸ばす。
少女は答えるかのように手を握る。
丁度その時男性がノアを呼んで連れていってしまった。

「…ルシウス、俺様の娘を頼んだぞ」

「はい、了解しました」

男はルシウスに手紙を渡すとそう言った。
スッとルシウスに手を差し出されたのでその手を握る。
握るとルシウスはその部屋を出た。

ルシウスの事から見るに男に頼まれ事をされたようだ。

「……」

じっとルシウスを見つめ続ける。
見つめ続けられてたからかルシウスは口を開く。

「今から、ホグワーツに入るため物を買いに行く」

手を繋ぎながら目的地へと向かう。
少女はゆっくりと口を開いた。

「……ホグワーツ」