番外編１-匂い ページ42
春雨の仕事である星に向かうことになった
場所は発展のしていない星
田舎すぎず都会すぎずといった微妙な星
ただ、戦闘部族の住む星らしい
わくわくしてくるな..！
戦闘部族の星というだけで神威には価値あるものになるのだろう
神威の横顔は楽しそうに見えた
到着予定時刻はあと７時間
「今回の目的は敵の勢力を剥ぎ、制圧。そのあとは潤沢な資源を頂戴し、そのあとも搾取し続ける体制を整えることだ」
阿伏兎が大まかに説明してくれた
『春雨の息のかかった星を作るってことか』
「そうゆうこった」
『戦闘部族だなんて！楽しみだな』
「敵さんの部族の全滅が目的じゃねえから気を付けろよ」
「阿伏兎、いつも言ってるじゃん。弱い奴には興味ないから」
神威も楽しみにしてるらしい
「戦闘馬鹿を二人抱えてるんだから危険手当て出してほしいぜ」
阿伏兎の小言を聞き流して到着時刻を待った
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『やっとついたああああああっ！』
「お嬢うるせえ」
あれから仕事を早々に片付けてしまったので自室でゴロゴロしながら待ってた
ほんとに長かった
神威は阿伏兎に拘束されて渋々仕事をやってた
やっと体を動かせる！！
体慣らしに星の戦闘部族と戦う
あのバカ皇子じゃないハタ皇子に外見似てるな
戦闘部族という割にはゴテゴテの武具に身を包んでいる。
まあまあ強いと思うが、銃や大砲など機械に頼っている
体術が強いわけでも
何かビームが出せるなども無い
とりあえず襲いかかってくる敵の攻撃を交わしながら
首を取る
飛び道具は得意らしいが接近戦は苦手らしい
敵が手の届く範囲にいればあとは息の根を止めるだけ
血飛沫をあげながら倒れる体には目もくれず
次の敵へと向かう
しばらく経った頃、周りの敵は全滅
もちろん襲いかかってきてない女、子供は殺ってないよ☆
絶滅は可哀想だし
神威はボスらしき奴と戦って優勢である
少し時間はかかったが難なく制圧した
戦いを思い出し
そういえば私、宇宙海賊だったんだな
なんて思いながら
敵さんの血でベトベトの体を一刻も早く洗い流したかった
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迷い猫 - 神威の一人称が僕になってますヨ！ (2021年11月2日 7時) (
レス) @page4 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年7月16日 15時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年7月2日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - 神威さん» コメントありがとうございますヽ(*´∀｀) リクエスト頂いた内容で早速書きたいと思います！ありがとうございます！ (2020年5月25日 10時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 読んでてとってもキュンキュンします！笑これからも期待してます！さっそくリクエストさせていただきたいんですけど神威の部屋でお家デートしたみたいな短編見てみたいです！難しいかもしれませんが出来たらやって欲しいです！m(*_ _)m (2020年5月25日 2時) (レス) id: 16991fe54c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lica | 作成日時：2020年5月7日 15時
