１６話目 ページ19
春雨の船が地球を発つ日
私は地球のあるところに向かっていた
銀髪の侍を探して街を駆けていた
あ、いた
『一昨日ぶりだね、銀時さん』
甘味屋で呑気に団子を食べている銀時の前に立ち顔が見えるように傘を傾けた
「お前は....！」
『覚えててくれたの？嬉しいなあ』
「何しにきた」
姿勢はは団子を食べていたときのままだが目つきと声色に警戒しているのがわかる
『忠告しにきたんだよ。これから春雨は地球を発つからお別れの挨拶も兼ねて』
敵対心のないことを伝えようと笑顔で伝えたけど逆効果だったらしい
『第七師団は夜王を神威が倒したと春雨本部に報告した。そのおかげで神威は吉原の夜王を継いだわけだけど、神威は吉原に興味がない。だからこれから吉原は自由にやれるよ』
「おいおいそれじゃあ忠告じゃねえな。良い知らせにならねえか？」
『なぜわざわざ神威が倒したことにしたのかが重要だよ。神威はお前を守ったんだよ、銀時さん。この意味がわかる？』
『一昨日の一件で神威はあなたに夢中になっちゃったからね、余計な連中があなた達に手を出せぬように吉原を私中に収めたの。だから今度神威が貴方のところにお邪魔したらその時はよろしくね』
「男に夢中になられても困るね、俺は殺される気なんて全くねえから。」
死んだ目をして気怠そうにしていた
なんとも掴めない人だ
「神楽に言ってた言葉ってどうゆう意味なんだ」
『そのままの意味よ。私は神威を救いたい。神威が戦さ場で彷徨い続けるのを止めてるの。』
聞いてるのか聞いてないのかわからない死んだ目にもう少し話したくなったがもう時間だ
『話しすぎたね。それじゃ』
くるりと背を向けその場を去る
「ひとつ聞いていいか、なんでわざわざ俺に忠告しにきたんだ」
『私も貴方と戦ってみたくなったから...かな』
「戦闘馬鹿どもに好かれても嬉しかねえぜ」
『神楽ちゃんにもよろしく伝えておいて』
銀時が視線をずらした隙に建物の屋根へ飛び乗り屋根の上を走って船に戻る
なんでかって？
屋根の上の方が人を避ける必要がないからね
___________________
「A遅かったね、どこ行ってきたの」
『団子屋に行ってた』
「そんなに団子気に入ったの？食いしん坊だなあ」
『神威に言われたくはないな』
この時は知らなかった
案外またすぐに地球へ行く事になる事を
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迷い猫 - 神威の一人称が僕になってますヨ！ (2021年11月2日 7時) (
レス) @page4 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年7月16日 15時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年7月2日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - 神威さん» コメントありがとうございますヽ(*´∀｀) リクエスト頂いた内容で早速書きたいと思います！ありがとうございます！ (2020年5月25日 10時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 読んでてとってもキュンキュンします！笑これからも期待してます！さっそくリクエストさせていただきたいんですけど神威の部屋でお家デートしたみたいな短編見てみたいです！難しいかもしれませんが出来たらやって欲しいです！m(*_ _)m (2020年5月25日 2時) (レス) id: 16991fe54c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lica | 作成日時：2020年5月7日 15時
