28話目 ページ31
阿伏兎との会話で意気込んだものはいいもののそれから神威から話しかけてくることはなかった
あっという間に2日が経った
なにか話しかけないとと思いながらも次の星に着くまで連絡が必要な仕事もない
阿伏兎と神威はよく話しているがその会話に入るのも気まずいと感じる
神威とのタイミングが合わないままさらに3日が過ぎるこことなる
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3日後
今日はとうとう着陸する日
星の名前も逃げてきた者にも興味がないが、団員全員の抹殺を仰せ使っている
全員ということは団長クラスの強い奴もいるということ
それは神威の獲物になってしまうと思うが、少し楽しみだな
今は着陸する地点と潜伏地の確認をするために第七師団のほとんどが集まっている
もちろん神威も
阿伏兎が簡単に場所の説明だけして解散した
陣営や部隊などはない
ただただ個人戦のチームワークの欠片もない
誰一人逃さなければなんでもいいらしい
「どこから行こうかな...阿伏兎が大将だったらどこにいる?」
どうやら敵の大将の場所を予想しているらしい
「俺だったらここだな。身を隠す事ができるからな」
阿伏兎が指を刺した場所は廃墟のがある場所
うーんと唸る神威
「Aはどう思う」
『わっ私だったらここかな』
一週間ぶりくらいの会話
神威が話を振ってきた
私が指したのは小高い丘
『ここなにもないように見えるけど、防空壕みたいなとこがあって、地下道みたいに入り組んでるの。中も広いし深いから』
「Aの説がありえそうだ」
ひっさしぶりの会話ができてほっとする
阿伏兎もやっと会話しやがったと安堵していた
「そういやここAがいた場所か」
阿伏兎が思い出したように呟いた
『結構前だからもう防空壕とかなくなってる可能性はあるね』
「その道はおぼえてるの」
『変わってなければある程度はわかる。』
「じゃあAは俺と一緒に来てよ」
え、なんて責任重大な
『阿伏兎は?』
二人きりなんて気まずい!と訴えるように阿伏兎にも声をかける
「俺は..」 「阿伏兎は船に残ってお留守番兼逃げる奴を見張る係だよ。あとは連絡係って感じかな」
「 だそうだ」
阿伏兎の言葉に被せてきた神威
諦めろお嬢と顔が言ってる
___________腹括るか
『足引っ張んないでよ神威』
「それは俺のセリフだよ」
確かにそうだけども!
『そのアホ毛引っ掛けないよう気をつけな』
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迷い猫 - 神威の一人称が僕になってますヨ! (2021年11月2日 7時) (レス) @page4 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年7月16日 15時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年7月2日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - 神威さん» コメントありがとうございますヽ(*´∀`) リクエスト頂いた内容で早速書きたいと思います!ありがとうございます! (2020年5月25日 10時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 読んでてとってもキュンキュンします!笑これからも期待してます!さっそくリクエストさせていただきたいんですけど神威の部屋でお家デートしたみたいな短編見てみたいです!難しいかもしれませんが出来たらやって欲しいです!m(*_ _)m (2020年5月25日 2時) (レス) id: 16991fe54c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lica | 作成日時:2020年5月7日 15時