14話目 ページ17
「こいつらの光はもう消えねえよ」
銀髪の侍は神威を見据えて言った
「そうかい、たいした自信だねぇ。じゃあ早速第二の夜王と開戦と..」
バババババンッ
神威に向け銃弾が何発か飛んできた
軽く避ける神威
予期せぬ攻撃に驚いた
「神威ィィッ!お前の相手はわたしアル!」
「おっ」
珍しく驚いた顔をする神威
「そのねじ曲がった根性わたしが叩き直すアルッ!」
「駄目だよ神楽ちゃん!その体じゃ無理だ」
神楽と呼ばれる女の子の後から眼鏡の女の子....いや男か、眼鏡の男が後ろから神威への攻撃を抑制していた
どうゆう状況だ?
眼鏡は女装癖のある男というのは間違いなさそうだ
加えて女の子を抑えてはいるが私たちの味方という訳でもなさそう
「離すアル!ダ眼鏡!」
「こいつは驚いた。まだ生きてたんだ神楽、少しは丈夫になったらしいね。」
神威は銀髪の侍の方に向き直り続けた
「出来の悪い妹だけど、よろしく頼むよ。せいぜい強くしてやってよ」
あれが噂の神威の妹か
覚えとこ
「あと君ももっと修行しておいてね。A行くよ」
「おい!お前!」
侍が声で神威を引き留める
「好物のおかずは取っておいて最後に食べるタイプなんだ。ちゃんと怪我治しておいてね、まあ色々あると思うけど死んじゃ駄目だよ.....俺に殺されるまで」
振り向き様に喋ってそのまま屋根から飛び降りた
阿伏兎も神威も飛び降りるの好きだなぁ
階段ってものを知らないのかな。
自己紹介もままならないまま終わっちゃったの悲しいな
神威ももう行っちゃったし仕方ないから後に続く
スタスタと神威が落ちた場所へ歩いて行く
銀髪の侍の横を通るときに肩を掴まれた
「お前は何者だ、神威の手下か?」
「わたしのこと知りたいならあなたから名乗ってよ。名前は?」
「銀時だ。」
「そう、銀時ね、覚えておくよ。私はA忘れないでね。あと、レディーの肩をいきなり掴むのはどうかと思うよ」
銀時の手を振り解き先に進む
「あ、神楽ちゃん。初めまして神威の補佐してるA、以後お見知り置きを」
敵対心剥き出しの神楽ちゃんに笑顔で挨拶をする
神楽ちゃんはまだ女装眼鏡に抑えられたままだ
いまにも飛びかかってきそうだ
「Aは神威と同じアルか」
「いいや、むしろ神楽ちゃんと同じだよ」
神楽ちゃんは不可解と言った顔になった
私も神楽ちゃんと一緒
神威を止めたい
「楽しかったよ。ありがと」
神威と同様落下する
自己紹介できてよかったなー
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迷い猫 - 神威の一人称が僕になってますヨ! (2021年11月2日 7時) (レス) @page4 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年7月16日 15時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年7月2日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - 神威さん» コメントありがとうございますヽ(*´∀`) リクエスト頂いた内容で早速書きたいと思います!ありがとうございます! (2020年5月25日 10時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 読んでてとってもキュンキュンします!笑これからも期待してます!さっそくリクエストさせていただきたいんですけど神威の部屋でお家デートしたみたいな短編見てみたいです!難しいかもしれませんが出来たらやって欲しいです!m(*_ _)m (2020年5月25日 2時) (レス) id: 16991fe54c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lica | 作成日時:2020年5月7日 15時