急展開すぎるだろ!! ページ36
「八番目の下位吸血鬼、壊しちゃっていいですよね?吊戯兄さん。」
「駄目だよー。とらえた方が、狐ちゃんをおびき寄せる餌になるからね。」
「えっ……。壊す……?それにC3って……。」
「C3はC3だよ。リリィ、洞堂を呼んどいたから。御園をよろしくね。」
御国さんに言われ、色欲は渋々といった様子で少年に話かけたあと、気を失っている御園君を抱えてどこかへ行った。
「あれあれあれー?やっぱり国ちゃん、弟ちゃんが心配だったんじゃないのー?」
「吊戯さんは黙っててください。うざいんで。」
そんな話をしているうちに、下位吸血鬼にジェジェが銃を向けーーーー
ドン!
撃ったものの、下位吸血鬼は仲間の操る糸のおかげで避けた。
『C3とサーヴァンプ三人相手は困ります……。帰りましょう。』
「でも、緋音が……」
『椿さんに報告する方がよろしいかと……。』
「……。了解……。」
そう言って、下位吸血鬼は去ろうとした時、少年が叫んだ。
「桜哉!!待てよ!!本当はお前、俺を殺すきなんか……」
下位吸血鬼は悲しそうな顔で振り返った。そして、何処かへと消えた。
「吊戯兄さん、追いかけますか?」
「うーん。今回は見逃してあげようか。怠惰の事もあるしね。」
「了解です。」
「御園の怪我は俺のせいだ……っ。俺のために御園は……。」
「君が責任を感じる事じゃないよ。自分のする事には、自分だけが責任を持つ。あいつもそのくらいのことはわかってて行動したでしょ。」
「えっと……」
「簡単な自己紹介でもしよっか。ねぇ、国ちゃん。」
「そうですね。俺は有栖院御国。よろしく。いつも弟と仲良くしてくれてありがとね?」
「御園のお兄さん!?」
「狼谷緋音です。よろしく。」
「お賃金大好き、靴ペロペロ系クズの狼谷吊戯でーす。」
「えっと……。城田真昼です。」
なんか、いろいろとありすぎて、何から聞けばいいかわからないって顔してるなー。
「さてと!自己紹介も終わったことだし、そろそろいこっか!」
「!?」
突然の吊戯兄さんの言葉に、何故か御国さんが驚いた。
「ちょっ!吊戯さん、まさか連れていくんですか!?」
「うん。一応ね。前にそんな話が出てたし。」
「タイミング的には良さそうですね。」
「えっ、何処に……?」
質問した真昼君に、吊戯兄さんは笑顔で言った。
「C3の東京支部だよ。」
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ゆき。(プロフ) - いきなりの更新でビックリしたwww (2016年12月31日 17時) (レス) id: 3061c04a07 (このIDを非表示/違反報告)
玉藻(プロフ) - あいすさん» どういたしまして。 (2016年12月4日 21時) (レス) id: c08fbcb1de (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 玉藻さん» ありがとーございまーす。 (2016年12月4日 21時) (レス) id: e502d3dfc3 (このIDを非表示/違反報告)
玉藻(プロフ) - あいすさん» 分かりました〜! 5,000hit記念で今日中に載せますね! (2016年12月3日 19時) (レス) id: c08fbcb1de (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 玉藻さん» そーいや、これ、夢主ちゃんの設定あるっけ? (訳)設定教えて下さい。 (2016年11月29日 23時) (レス) id: e502d3dfc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉藻 | 作成日時:2016年11月6日 6時