桜庭涼太 △無防備な彼女 �� ページ27
二人の距離があと5cmくらいのところで涼くんは止まった。5cmともなるとお互いの目にお互いが映る。
「今回はケンだから良かったけど、普通の男の前であんなことやったら襲われるよ?」
涼くんの顔がこちらに近づいてくる。
「こんな風にね」
涼くんは荒々しく私の唇に吸い付くと、何度も角度を変えながらキスをした。
『え…?りょ…く…』
そう言って開きかけた私の唇に舌がねじ込まれる。ねじ込まれた舌は私の思考を溶かしていく。
『ふっ‥‥んぁ…』
「っ‥ん‥」
二人の吐息が混ざり合う。部屋の中に水音が響く。
『涼‥くっ‥ん』
流石に苦しくなってきて涼くんの肩を押すと涼くんが口を離す。
『はぁ、はぁ』
私が肩で息をしていると涼くんに横抱きにされ、ベッドに下ろされる。
すぐさま涼くんが覆いかぶさって来た。
そしてまたキス。
『んっ‥』
今度は触れるだけのキスだった。先程まで長いキスをしていたからか口から名残惜しそうな声が漏れてしまう。
「もしかして足りないの? キス」
意地悪く微笑む涼くんは惚れ惚れするほど美しかった。
「お望みなら全身くまなくキスしてあげる」
涼くんがそう言いながら私の額にキスを落とす。次にまぶた、頬、そして首筋まで。涼くんの舌が降りてくる。
『ちょ…くすぐった…』
そう言うと急に首筋に痛みが走った。
涼くんの方を見ると満足そうに私から唇を離し、首筋を撫でる。
「綺麗についた」
私が何が、と聞くと涼くんはルビーの瞳を輝かせながら
「晴菜は俺のものっていう印だよ」
と言った。
私が恥ずかしさに顔を横に向けると涼くんは耳に唇を寄せて囁いた。
「悪いけど今日は寝かせるつもり、ないから」
神楽坂宗司 △二人だけの朝→←桜庭涼太 △無防備な彼女 ��
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春加星流(プロフ) - 奏音さん» はい。了解いたしました！一つ質問なのですが剣くんの妹で誰かと恋愛するという形なのでしょうか？それともただ剣くんの妹として可愛がられている方でしょうか？ (2017年11月28日 8時) (
レス) id: a8e2b72fb1 (このIDを非表示/違反報告)
奏音 - リクエストで、剣介君の妹のやつ書けますか？ (2017年11月25日 16時) (レス) id: 78c4449526 (このIDを非表示/違反報告)
一葉(プロフ) - 春加星流さん» 申し訳ありません！リクエストを編集してもよろしいでしょうか？守人の話を書いて頂けますか？ (2017年11月22日 19時) (レス) id: c41cc6cead (このIDを非表示/違反報告)
春加星流(プロフ) - 華麗琶さん» 遅れて本当に申し訳ありません……！大ちゃんこれでよろしかったでしょうか…？ (2017年11月22日 0時) (レス) id: a8e2b72fb1 (このIDを非表示/違反報告)
春加星流(プロフ) - やっと入れましたー不具合なのか全く入れなくて……また一週間後から更新再開します！！それはそうと、プロアニ最高ですね (2017年11月20日 15時) (レス) id: a8e2b72fb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春加星流 | 作成日時：2017年5月12日 4時
