番外編5−1 ページ34
【ペットとトランク】
Aが高専に入学して数日たった頃。
授業が始まる時間になったが先生(悟)が来ず皆でのんびりと話していると、突然真希が「なんだあれ?」と窓の外を指した。
なんだろうと窓の方を見ると、1羽の白鳥程の大きさの真紅の美しい鳥が飛んでくるところだった。
『あ、
真「あの鳥のこと知ってんのか?」
『知ってるも何も、私のペットだよ。
不死鳥っていう魔法動物で、名前は千歳』
窓を開けて腕を出すと千歳は大人しく腕にとまる。(けっこう重いのですぐに椅子の背もたれの所に移動してもらった)
真「…………どこからツッコめばいい?」
棘「…………ツナマヨ」
パ「…………えーっと、とりあえず、Aペット飼ってたんだな」
『うん、飼ってる!』
五「おまたー!!……って、え?鳥?」
『あ、悟。おはよー』
五「ああ、うん、おはよう。で、その鳥なに?」
『私のペットの不死鳥。名前は千歳』
五「不死鳥……えーと、どこからツッコめばいい?」
パ「そのくだり2回目だぞ、悟」
『綺麗でしょ〜不死鳥。この鳥飼いならしてるの世界で多分2人。めちゃくちゃレア
ちなみに今は手紙を配達してもらってたんだよね、イギリスの友達に』
脚のところを見ると手紙が巻き付いていた。
丁寧にそれを取り、後で読もうとポケットにしまった。
『返事ももらってきてくれたんだ。お疲れ様、お腹空いたでしょう?
いつものところに餌あるから食べていいよ』
大人しく背もたれのところに掴まっている千歳にそう声をかけて、ウエストポーチから手のひらサイズのトランクを出し、ダイヤルをいじって開く。
すると千歳は優雅に羽根を広げトランクの中へ吸い込まれるようにして入った。
悟とクラスメイトは呆気にとられたようにその様子を見つめた。
真「……なんか、Aといるとしょっちゅうビックリすることが起こって飽きねえわ」
棘「しゃけ」
『(呪術界もなかなかビックリすることだらけな気がするけどな)』
パ「あの大きな鳥が手のひらサイズのトランクに入って大丈夫なのか?中で潰れたりしないのか?」
『大丈夫。もっと大きい子も中にいるし、この中案外広いからね』
五「もっと大きい子?」
真「他にもペットいんのか」
『いるよ〜。大小あわせて百匹はいるね』
「「「「百匹ィ!?!?」」」」
__________
届いた手紙はハリーから。内容は後々。
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さん(プロフ) - coralさん» なので呪文の効く効かないだとかそういう細かい(?)所は目をつぶっていただけると幸いです。最後に、色々意見頂けて有難いのですが、今の所内容を変更する予定はありませんのでご理解頂けると嬉しいです。 (2021年3月21日 19時) (レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
さん(プロフ) - coralさん» 爆破呪文は使っていますが消去呪文は使い方に迷ったので使わないことにしています。序盤でアバダケタブラを出したのは普通に温存とか全く考えていなかったからですね。二つの別の世界を無理矢理くっつけているので、私の力量ではどうにも矛盾が出来てしまいます。→ (2021年3月21日 19時) (レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - 自分の作品でもないのに長々と失礼致しました。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - また、アバダケダブラはそもそも対生命体の呪文ですから、他の魔法が効かない設定であればアバダケダブラも通用しないのではないでしょうか。どちらかというと守護霊呪文で身を守る方が対呪霊には良いのではないかとも思います。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - 呪力を込めて魔法を使っている、などとして爆破呪文や消失呪文を使わせたりはしないんでしょうか?アバダケダブラは最強の呪文みたいなものなので、序盤に出してしまうのではなく温存しておいた方がいいのではと思った次第です。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さん | 作成日時:2021年1月4日 15時