甘い夢【nqrse】

ご対面 ページ12

あれから、数十分たってもnqrseさんは帰ってくる様子はない


『迷惑かけちゃったなあ。』


どこにいればいいかもわからず廊下に立ち尽くす。


推しの部屋とか落ち着かなさすぎて帰りたい。


そんなことを考えてうろうろしているとインターフォンが鳴る


あれ、nqrseさん鍵もっていかなかったん？


申し訳ないけどロックを開けなければならないためリビングに入る


そしてインターホンを見るとそこには


【あらきさん】


あ「なるせいるー？」


『え！？？？？？？あらきさん！？なんで！！！？』


どうしようどうしよう


いやでもこれ居留守使えばいいんじゃない？


頭良すぎじゃん自分


な「あ、あらきさんじゃないすか」


『え』


nqrseさん帰宅。


タイミング悪っる！！！！！！！！


nqrseさんまじか


鍵探しに行ってもらって悪いけど今帰ってきちゃうのはタイミング悪すぎる


え、てことはあらきさんこのまま家きちゃうよね？


なんでこんな時間にくるんだよあらきさん


どうすればいいんだ私


とりあえず、部屋から出よう


nqrseさんが貸してくれた服を借りたまま急いで靴を履いて外に出る


やばい急がないと。


焦りに任せ勢いよく扉を開ける


『あ』

な「あ」

あ「えっ」


めでたくご対面。

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