戦争だ! ページ9
次の日、グルちゃんはトンちと共に国王のいる城へ。
「え、トンちも行くん?聞いてないで」
ト「そうやっけ?まぁ頼んだわ」
「そんなに俺を信頼してええの?敵軍に味方するかもよ?」
ト「お前はお前に得のないことはしないやろ。今回の的は弱いってわかってるわけやし」
「…そんなに信頼されてもねぇ」
グ「信頼はしてないが頼りにはしてるゾ」
俺は2人を見送ってから他のみんなが集まる食堂へ向かった。
「あれ、ゾムさんは?」
ゾ『敵拠点偵察に来てる』
「あ、うん。なんかあったら教えてや」
「んー、まぁ指揮しろって言われても俺から言えることはただ一つしかないんやけどなぁ…」
「…死んだら殺すで。とっとと終わらせてこい!やり方は各自自由!あ、ただし街は壊すなと王様からの命令やから気いつけてなぁ?」
俺の責任にされたら面倒やし。
それから各自配置についた。
・
「あああ暇やあああ…つーか報告聞く限り女子供も徴兵しとるって。勝つ気ないやろ。アホなん?」
戦力の逐次投入なんて無駄やろ。国民減らして何しとんのやろ?
ゾ『A、1部隊基地に向かっとる。気いつけて』
「おん?了解、ありがとう」
ようやく俺も体動かせるんとちゃう?はよ攻めてこんかなー?
「何人編成かわかる?ゾムさん」
ゾ『5人は見えた』
「おけ。ありがとう」
5人で基地攻め込もうとしとんの?ほんまにアホやん。
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作者名:たろう
作成日時:2018年10月22日 11時