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suspended sentence 11 ページ20

両親の元へつくまでの間Aはジュンタのマントの中で抱えられていた。
暗闇で何も見えない中で、ジュンタの体温と呼吸と一定のリズムがAの輪郭を形作っていた。


変わらない香り。
あの日以来、エリンの香りの香を密かに探していたが未だに見つからない。


次会ったときどこで手に入れたのか聞くつもりだったのに。


変わらない単調なリズムが夢の中へ誘ってくる。



ジュンタの瞳が綺麗。
そう思ったらまたく知らない場所に飛ばされていく。




今……めだよ……ええ……俺……



あの日の約束が脳裏によみがえる。
声を聞くまでおぼろげだったのに
今ではその一語一句違えることなく思い出すことができる。









.





.





――――――声に出すとその言葉は頭の中に居座っていつまでも立ち去ってくれへんのや。
やからな、俺にも今日を言ったらだめやで。
今日はずっと前のことやったかもしれへんし、今日のことやったかもしれへんし
これから起こる未来のことかもしれへんのや。
あぁ、明日のことや。ずっと未来で前で起こってたんや。








―――――耳をふさぐと体が作られてる音がするやろ。
ほら。


.

―――――何にもなかったんや。忘れることも覚えることも、全部な。




.







「sweet dream.
 My pet」








数日後。
ジュンタは【お呼び出し】をくらうことになった。


死を覚悟したが内容は興行より外れる所謂出世コースへの転身だった。
まだ、十代であるジュンタは異例ではあったがその腕を見込まれてのことらしい。
ただ、ジュンタにとってそれは信用を試されているようにしか思えなかった。

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みよ(プロフ) - ジョセフィーヌ・ハルオミさん» 大丈夫ですよー^^無理やりのキスも萌えますよ!!!(もしかしてハルオミさんと私だけの特別な性癖……)2章楽しみにしてます^^ (2017年1月13日 1時) (レス) id: 437f64176f (このIDを非表示/違反報告)
ジョセフィーヌ・ハルオミ(プロフ) - みよさん» 返信遅れてしまって申し訳ないです……。いいですよね!!私だけの性癖とかじゃないですよね!?中々惹かれる方いますよね!?って思いながら書いてました。笑二章もお付き合いいただけると嬉しです! (2017年1月12日 22時) (レス) id: 1a32b5f4a6 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - ジョセフィーヌ・ハルオミさん» やっと一章終わりましたね!お疲れ様です^^いや、ですがあのキスもなかなか萌えます笑1人で「超いい……」とかやってましたもん笑笑幸せなキスも楽しみにしてますw (2017年1月7日 19時) (レス) id: 437f64176f (このIDを非表示/違反報告)
ジョセフィーヌ・ハルオミ(プロフ) - みよさん» ああああ!!ありがとうございます!!めちゃめちゃうれしいです!!キスまで長かったんですよ……しかも色々誤解を生むような……くそぅはよう幸せなキスしてくれや!と思いながら書いてます。笑今後ともよろしくお願いいたします! (2017年1月5日 22時) (レス) id: 1a32b5f4a6 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - この話めっちゃ好きです!!頑張ってください!!!!キスまで長かったァ〜〜!!! (2017年1月5日 22時) (レス) id: 437f64176f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハナチル | 作成日時:2016年12月10日 22時

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