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帰りのホームルームが終わるとAはいつものようにさっさと教室をあとにした。
あれからメッセージを送ったが、既読はついていても彼女からの返事は一向になかった。
去っていく彼女を横目に見ながらグラスメイトたちの話に付き合う。
しばらくすると、スマホがメッセージがきたことを音で伝えた。
【古い部室棟に来て】
差出人はA Aとなっている。
困惑のあまり動きが止まってしまった。
古い部室棟……？
なぜそこを指定してきたんだろう。
単なる偶然なのか？
疑問を抱きながらもクラスメイトとの話を切り上げ、教室を出る。
急いで昇降口へと向かった。
靴に履き替え、校門とは別の方に歩き始める。
目的の場所は、学校の敷地内の隅にある使われなくなった文化系の部室棟だ。
かつてそこも人で賑わっていたらしいが、今は見る影もない。
入学者が年々少なくなっているという事情があり、文化系の部活はほとんど廃部になっていた。
設備が古いこともあって、残っているわずかな部も別館の空き教室で活動している。
そんな古いびた部室の棟2階には、かなり昔に廃部になったという文芸部の部室があった。
そこの顧問を櫻井先生がしていた関係で、俺は特別に部室の鍵を渡されている。
学校の図書館にはならないような珍しい書籍もたくさんあり、ときどき訪れてはコンクール用の詩を書いたり本を読んだりしていた。
その旧部室棟が視界にに入ると、2階の廊下にAがいるのがわかった。
俺は急ぎ足になって向かい、
やはる心を押し殺して階段を上る。
Aは文芸部の扉に背を預けていた。
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蓮和(プロフ) - あやかさん» よかったです^^ おぉ！気に入ってもらえて嬉しいです！またご感想やもろもろよろしくお願いします^^ (3月4日 22時) (
レス) id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
あやか - ありましたー！めっちゃ好きな感じのお話でした!!!これからの展開楽しみです！ (3月4日 7時) (レス) id: 61da00fff5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮和(プロフ) - あやかさん» そうなんですね… えっと検索して一番上にでてくる目黒さんのお話私のです^^ 分かりにくくてすいません ^^; (3月3日 23時) (レス) id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
あやか - すみませんログインがダメで..reoって検索掛けたんですけど、どれか分からなくてもう少し詳しく教えてください🙏 (3月3日 21時) (レス) id: 61da00fff5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮和(プロフ) - あやかさん» こちらこそです^^ えっとログインってされてないですよね？それならreoと検索掛けてみてください^^ ログインされているのであればメッセージにきていただけると有難いです！ (3月3日 20時) (レス) id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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