忍術学園５年い組には女性がいます。

４１話 ページ44

Aは投げたクナイを弾き落とされたため「ﾁｯ」と舌打ちをした。

土井「何者だ！」

謎の忍者「…」

土井先生の問いに謎の忍者は黙ったままだった。
だがAだけは何故か謎の忍者を見て疑問に思っていた。

木下《A、どうかしたのか？》

A《あの忍者何処かで見たことあるような気がするんです》

山田《何？どうゆうことだ？》

謎の忍者に付いて矢羽音で会話している３人。他の５年生と伊作も矢羽音が聞こえるため疑問に思いつつ謎の忍者を睨んでいた。

謎の忍者「中々ね。
流石の私も冷や汗かいたわ」

木下「目的はなんだ」

謎の忍者は声からして女だとわかったが医務室に居るA達は殺気を消さずに睨んでいた。

謎の忍者「…フフっ。あぁ怖い怖い。
ここに居たら呆気なく倒されちゃいそうだわ」

謎の忍者はそう言うとAの方を向いた。

謎の忍者「…っ…ﾖ」

A『…！？』

謎の忍者はAに何かを伝えそのまま姿を消したのだった。
それから暫く上級生による警備が行われたが謎の忍者は現れることはなかった。

A『…』

謎の忍者に何かを伝えられたAは警備をしていたがずっと上の空だった。
あの忍者に何を言われたかはまた別のお話である。

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