40 ページ40
ガラガラと開いたドアの方を見るとそこには
有剣が立っていた
A
「…え…なんで居場所わかったの?」
その場にいた全員頭が追いついてなかった
小田島
「A、家に仕掛けてあるカメラは気づいてもスマホはノーマークなんだね」
有剣がニコッと笑った
その笑顔が好きだった私はもういなかった
今は怖いという気持ちから鳥肌すら立っていた
A
「もしかして…位置情報?!」
小田島
「そうだよA、今の時代はスマホの位置情報でどこにいるかすぐわかる時代だからな〜」
有剣がスマホをチラつかせた
その瞬間、私の中で引っかかってたことが全て繋がった
_________
A
「……わあ!」
小田島
「おーA可愛いことするな」
A
「なんで驚かないの?!冷静すぎでしょ!」
小田島
「俺のAセンサーが反応してたから近くにいるのわかってた」
_________ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
(あれ…私、有剣にスマホのロックのパスコード教えたことあったっけ、)
_________
れんか
「あれ?有剣だ」
楓士雄
「あー、迎えに来てくれたのか」
なんで有剣がいるんだろ
楓士雄の家に遊びに行くとは言ったけど
私楓士雄の住所も何も教えてないのに
なんで最寄り駅にいるの?
________
位置情報があったから私が脅かしても、近ずいてるのがわかるから驚かなかった
スマホのパスコードをどうやって知ったかは知らないけど、位置情報をONにする為にどこかで見てたんだ
最寄り駅にいたのも、位置情報があったからわかったんだ
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
130人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時