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原沢商店に着くと少し落ち着きを取り戻した
まどか
「大丈夫だからね、今楓士雄達が来るから」
まどかがいてくれるから心に少し余裕ができた気がした
ガラガラっとドアが開いて、楓士雄達が入ってきた
楓士雄
「A!大丈夫か?」
こんな事が起きるとは思ってもいなくて
話すつもりのなかったことを話すしかなかった
まどか
「A、、話せる範囲でいいからね、」
A
「ありがとう、」
私は楓士雄達に昔あったことを全て話した
お母さんが連れてきた男のことも、同級生のストーカーのことも
そのせいで男性恐怖症になったことも
もう負けないようにと強くなるために頑張ったことも
鬼邪高に入った理由が全てそのためである事も全部
私がまどかとさだばあ以外に話さなかったことをみんなに話した
話終えるとみんな眉をひそめて下を向いていた
驚くのも無理はない、驚かない方がおかしい
まどか
「みんなを呼んだのはAが今もっとやばいことになってるから、」
楓士雄
「やばいこと?」
A
「…有剣が、、」
楓士雄
「小田島がどうした?」
また体が震え出したのがわかった
A
「有剣が、、っ私の家に、カメラ仕掛けてて、」
震える声で楓士雄達に全て説明をした
まどか
「まだあるかもしれないから危ないと思って。家に居ちゃいけない気がしたから、A連れて出てきたの、」
楓士雄
「…そんな奴だったのかよあいつ、っ許せねえ。あいつだけじゃねえAを傷つけた奴全員許せねえよ。」
その時、外から急ブレーキの音がした
車のドアが閉まる音が聞こえて、ガラガラとドアが開いた
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時