検索窓
今日:86 hit、昨日:94 hit、合計:19,508 hit

20 ページ20

_______





楓士雄
「なあA、なんで泣いてたんだ?」











言えるわけがないよ










A
「なんでだろ〜、なんか朝から目ゴロゴロしてたから目の中傷ついてんのかな、目薬さしてくる!」










これ以上は話せないと思ってトイレに駆け込んだ










言えるわけがない。いっその事記憶だけ抜けてくれればいいのに










その日の夕方










モヤモヤが消えなくて私はまどかに連絡をした










[A]
〈まどか今日会える?〉










[まどか]
〈部活終わったあとなら会える!〉










[A]
〈じゃあ、終わるまで待っとく!〉










[まどか]
〈しっかり人通りの多いとこにいなさいよ!〉











[A]
〈はーい〉










まどかは知ってる私に起きたことを











だからまどかにならなんだって話せた











まどかと駅で会う約束をして私は部活が終わるまで













近くの駅で待つことにした












駅の中にあるカフェが最近お気に入りでよくまどかと来ている












メニューを開いて注文をした












それから音楽を聴きながら目をつぶって壁にもたれかかった












しばらくして肩をトントンと叩かれて













私はイヤホンを外して振り返った












そこには有剣とシダケンが立っていた












ニコッと笑いながら手を振る有剣とムスッとした顔をしたシダケン












なんでここに居るの?たまたま?












普段有剣はカフェなんて絶対来ないのに












考えすぎてるだけなのかな












ずっとモヤモヤが消えない











︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

21→←19



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年7月12日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。