23話 『港』 ページ7
何かが太陽の光を遮ろうとしている。それと雲の違いははっきりとしていて。
何かがわかるとゾッとする。
｢まさか、あれは…｣
ハ｢巨人から出ている蒸気だろうね｣
下を見ると少々言い争いをしているようだ。話を聞くとイェーガー派を殺すかどうかでジャン達が範疇してるようだ。
ハ｢私は観客になる気は無いよ。イェーガー派ならもう4人殺したことだしね。
何より人類にはもう時間が残されていない。
沖で大量の蒸気を上げながら進む巨人が見えた。｣
｢あの速さだとマーレ大陸にはもう上陸しているわ。1部の都市は恐らく壊滅してる…｣
(ここまでの速さとは…)
みんなに状況を説明しているとマガト元帥が座っているイエレナの目の前に立った。
その顔には苛立ちが見えた。
マ｢エレン・イェーガーの行先を言え！！！｣
そのままイエレナを岩に押し付け足で方を抑える。段々と力がこもっていくのが伝わる。
イエレナも苦しそうに小さく声を上げている。
マ｢言うまで腕の間接を増やし続ける！｣
｢マガト元帥！！｣
マ｢怖がらなくていい、殺しはしない！｣
イ｢それは良かった…
気が変わった。この悲劇を見届けるまで死にたくない…
私を連れていけばエレンの行き先を言うかもしれない。｣
ハ｢飛行艇の確保が先だ｣
オニャ｢今、拷問をしている時間はないだろう…！｣
マガト元帥は少し落ち着き振り返った。そしてジャン達の前へと移動した。
マ｢コニー、アルミン、ミカサ、ジャン。昨夜の私の態度を詫びたい。
我々は間違っていた。軽々しくも正義を語ったことだ。
この期に及んでまだ自らを正当化しようと、醜くも足掻いた。
卑劣なマーレそのものである自分自身を直視するのを恐れたからだ。
君達は責任は無い。同じ民族という理由で過去の罪をきせられることは間違っている。
ピーク、アニ、ライナー。お前たちも世界の憎しみをいっしんに背負う言われは無い。
ただ、この血に濡れた愚かな歴史を忘れることなく後世に伝える責任はある。
エレン・イェーガーは全てを消し去る気だ。それは許せない。
愚かな行いから目を逸らし続ける限り、地獄は終わらない。
だから、頼む…｣
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はーぶ(プロフ) - 氷食症さん» コメントありがとうございます！番外編もいっぱい出して行けたらなと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2月3日 10時) (
レス) id: 14766c8d0d (このIDを非表示/違反報告)
氷食症(プロフ) - コメント失礼します！ライナー好きなので読んでいてとても幸せな気持ちになりました、これからも楽しみにしています！ (2月3日 4時) (レス) @page37 id: 8897ca796f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MS.HB | 作成日時：2024年1月11日 6時
