続き ページ6
ガビに起こしてもらって周りを見ると頭を抑えたライナーがいた。
｢ライナーおはよう。昨日はだいぶやられたようね。｣
ラ｢あぁ、｣
ハ｢皆〜、もう出発する！｣
ハンジさんの声でみんなが荷台に乗り込むそんな中、私はピークの背中に乗った。
ハ｢A？何をしているの？｣
｢私もピークと一緒に先に港の様子を見てきます。これからの作戦を立てるために状況の確認を｣
ハ｢わかった。けどくれぐれもきをつけるんだよ。｣
｢えぇ｣
ハンジさんと言葉を交わしてピークと一緒に港に向かい始めた。
｢ピーク、ポルコのことごめんね。｣
ピ｢なんでAが謝るのよ。確かにポッコが亡くなったのは悲しいけどその判断は正しかった。
それに、あそこで鎧の巨人がいなかったらあなたとガビも危なかった。｣
｢そうだけど、ジークが叫ぶのを防げなかったせいでみんな死んじゃった……｣
ピ｢A……誰もあなたのことを責めないわよ。皆があなたが生かす価値があるから生かしたのよ。
だから、今は死を惜しまないで同胞の為に戦わなきゃ｣
｢そうよね…ありがとうピーク｣
ピ｢いいえ、それより見てA｣
ピークの視線の先を見るとイェーガー派と思わしき兵士達が港を巡回していた。
この様子だと恐らくアズマビトも捕まっているだろう。
｢ピーク、急ぎましょう。みんなに伝えないと｣
ピ｢えぇ！｣
ピークはUターンして来た道を引き返した。
数時間後港より少し高いところにたどり着き1度相手の様子を見ることにした。
ハ｢まさかフロックの動きがここまで早いとは…｣
｢船を壊されたらどうしようも出来ないわね。何とか周りのイェーガー派だけでも…｣
マ｢だが、なぜあいつらは船を壊さない。｣
｢恐らくイェーガーを止める私たちの存在を確信できてないんだと思います。｣
ハ｢船を壊すのは簡単だけど、世界が滅べば失われた技術の再現に何十年とかかる。
無人の大陸が欲しいのなら飛行艇は尚更欲しいはず。
港を占拠した1番の目的も船や技術者を持つアズマビトを抑えることだったのかもしれない。
だけど、そんな彼らもここに私達がいると分かれば即座に飛行艇を粉々にするだろう。
その阻止は9つの巨人の力があっても困難だ。｣
マ｢だが、ここで躓くようでは到底始祖には敵うまい。作戦を…｣
そこで私達は異変に気がついた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はーぶ(プロフ) - 氷食症さん» コメントありがとうございます！番外編もいっぱい出して行けたらなと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2月3日 10時) (
レス) id: 14766c8d0d (このIDを非表示/違反報告)
氷食症(プロフ) - コメント失礼します！ライナー好きなので読んでいてとても幸せな気持ちになりました、これからも楽しみにしています！ (2月3日 4時) (レス) @page37 id: 8897ca796f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MS.HB | 作成日時：2024年1月11日 6時
