32話 『番外編:プロポーズ1』 ページ30
Aside
天と地と呼ばれた戦いから早1年。
地ならしによって平になった世界は一致団結し復興作業に励んでいる。
私達もその一環としてガビ達と一緒に植木の作業を行っている。
「よし、だんだんお昼にしようか。」
ラ「そうだな、昼飯を貰ってこよう。」
「お願いするね。
ガビー！ファルコー！お昼にするからその木植えたらおいで！」
ガ「はーい！」
ファ「分かりました！」
ライナーが昼ごはんを貰っているうちに2人は植木の作業を終えて私の隣に腰をかけた。
ガ「ねぇねぇ！A！」
「ん？」
ガ「ライナーといつ結婚するの？」
ガビの質問にファルコは飲んでいた水に噎せてしまった。
私も突然の質問に目を見開き質問の答えられずにいた。
暫くしてようやくハッと意識が戻り、ガビ達に目を向ける。
その目はキラキラとしていた。
ファルコもやっぱり気になるのか目をチラチラさせながらこちらを見ていた。
「さぁ…。でも、いつかはしたいって思ってるよ」
答えてるうちに恥ずかしくなり、この話は終わりと無理矢理話題を変えた。
確かに、私達は婚約者という関係でそれはお互いの好意があって成り立っている。
ガビの言う通り結婚することになんの反対もない。
だが、ここ1年は復興作業でそれどころではなかった。
それに、こんな世界情勢の中で連合国の上位についてるマーレの元帥が結婚すると世界に知られれば不謹慎と思う人もいるだろう。
(でも、やっぱり結婚したいとは思う……)
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はーぶ(プロフ) - 氷食症さん» コメントありがとうございます！番外編もいっぱい出して行けたらなと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2月3日 10時) (
レス) id: 14766c8d0d (このIDを非表示/違反報告)
氷食症(プロフ) - コメント失礼します！ライナー好きなので読んでいてとても幸せな気持ちになりました、これからも楽しみにしています！ (2月3日 4時) (レス) @page37 id: 8897ca796f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MS.HB | 作成日時：2024年1月11日 6時
