続き ページ26
ミュラー長官との話も終わると建物の影に見慣れた人を見つけた。
「オニャンコポン！無事だったのね！」
オニャ「Aさん！地ならしは終わったんですか…？」
「えぇ、もう終わったのよ…」
オニャ「そうですか…」
そう思いたかった。戦いは終わったと。
だけど、そうはいかないらしい。
後方で大きな爆発が起こった。
目線を向けるとそこには炎を背にこちらに歩いてくるエレンの巨人の姿があった。
その光景はまさに地獄絵図。
再び世界の終わりを感じた。
(なんで……もう、終わりたい…)
次第に周りを煙が覆っていく。
(この煙は何……？)
空を見るとファルコ達がエレンに向かって飛び立つのが見える。
でもその背中にコニーとジャンは居ない。
「コニーとジャンは…？どこ？」
オニャ「Aさん？」
目の前で無数の光が放たれる。
眩しくて目を閉じる。
目を開けるとそこには………
「なんで巨人が！？」
何体もの巨人がいた。
その中には見覚えのある顔がいくつもあった。
「ガビ、コニー、ジャン、カリラさん…？」
他のみんなも無垢の巨人となってしまっている。
でも、なぜ突然。
この人たちは9つの巨人でないことはもちろん、ジークの脊髄液も口にしていないはず…
「まさかさっきの煙のせい…？」
オニャ「おい！おい！アニ！大丈夫か！？一体何が起こったんだ！」
オニャンコポンが近くに倒れているアニに呼びかける。アニは周りを見るとみるみると絶望していった。
マーレ人が動けずに腰を抜かしている。しかし、巨人達はそんな私達を見向きもせず崖の下に一直線に向かって行った。
そのままコニー達は謎の生物と共にエレンのいる所へと向かう。
「エレンとまた接触する気だ！」
私も戦いに参戦しようとしたが、足の治療が終わっていなかったため、力が抜けてその場に倒れた。
その間にもコニー達と謎の生物はエレンへと向かっていく。
途中ライナー、ピーク、アニが謎の生物に襲いかかった。
しかし、巨人にされたエルディア人に阻まれ戦場は明らかにあちらが有利となっていた。
「もう、やめて……！！」
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はーぶ(プロフ) - 氷食症さん» コメントありがとうございます！番外編もいっぱい出して行けたらなと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2月3日 10時) (
レス) id: 14766c8d0d (このIDを非表示/違反報告)
氷食症(プロフ) - コメント失礼します！ライナー好きなので読んでいてとても幸せな気持ちになりました、これからも楽しみにしています！ (2月3日 4時) (レス) @page37 id: 8897ca796f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MS.HB | 作成日時：2024年1月11日 6時
