30話 『終わらない』 ページ24
他のところでも複数の巨人達が援護しているらしく、ライナーのところではポルコの前の顎の巨人“ユミルが、アニ達にはベルトルトの超大型巨人がそれぞれを援護しているようだ。
ほかの巨人も私達ではなく巨人達をどんどんと倒していく。
「なんで……？巨人が私たちの味方を？」
ジャ「そんなの分からねぇが、この隙に一気にエレンに近づくぞ！」
次の瞬間さらに私達は目を疑った。
進行し続けていた、大型巨人達が止まった、つまり地ならしが止まったのだ。
戸惑いが隠せない中ピークとライナーの援護があり首までジャンが一気に近づく。
私も周りの巨人を倒しながらジャンへの道を開いていく。
ジャンが起動装置を取った。
「いけ！ジャン！」
ジャ「この死に急ぎ、クソバカ野郎がぁぁぁぁ！！！！！！」
爆発で始祖の巨人の首は切断された。
しかし、その中でもニョロニョロを動く生物がいた。
それは切断された始祖の体から出ており、エレンの首を目掛けて再び猛進し始めた。
「このままじゃ、またエレンに！！」
私とジャンが焦っている中ライナーが謎の生物に掴みかかる。
何とか生物の軌道は逸れたものの突破されるのも時間の問題。
「どうすれば…」
コニ「ジャン！ピーク！A！急いで離れるぞ！
アルミンが骨ごと吹き飛ばす！」
ジャ「待ってくれ！ライナーが！」
「ジャン、鎧の巨人ならあの爆発にも耐えられる！
今ここで仕留めなかったらライナーの覚悟が無駄になる！」
ジャンを説得させてファルコの背中に飛び乗る。
遠ざかっていく巨人に目を向けるとマルセルとポルコがこっちらを見ている。
(2人ともありがとう…)
目が温かくなる。
これで2人ともベルトルトとも最後になる。
(もう、エルディア人が苦しまない国を絶対に作ってみせるよ……マルセル)
始祖の体の上で大きな光と共に大爆発が起こった。
これで、誰も苦しまない世界が訪れる。
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はーぶ(プロフ) - 氷食症さん» コメントありがとうございます！番外編もいっぱい出して行けたらなと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2月3日 10時) (
レス) id: 14766c8d0d (このIDを非表示/違反報告)
氷食症(プロフ) - コメント失礼します！ライナー好きなので読んでいてとても幸せな気持ちになりました、これからも楽しみにしています！ (2月3日 4時) (レス) @page37 id: 8897ca796f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MS.HB | 作成日時：2024年1月11日 6時
