続き ページ15
とうとう燃料の注入が開始された。
(良かった、地ならしが来る前に出発出来そう)
バン！バン！バン！
そう思ったのも束の間、銃声が3発聞こえてきた。
視線を移すと、私とガビで撃ち抜いたはずの兵士が水浸しになりながらヨロヨロとたっていた。
ミカサが何とか仕留め力尽きたようだ。
それを確認した瞬間ミカサ達は彼に駆け寄った。
ハ｢フロック…｣
初めて彼の名を知った。
フロックは船にしがみついていたらしい。
その努力の結果、飛行艇の燃料タンクには穴が空き、出発できる状態ではなくなった。
(そんな…)
｢何とかならないんですか！？｣
アズ1｢穴を塞げば、なんとかなります！｣
ブリキでやれば1時間で終わる。
解決策があることに心がほっとした。
しかし、すぐに絶望が襲った。
(揺れてる……！！)
急いで外に出ると、大量の蒸気が目の前まで来ている。
ラ｢地ならしが、来た……！｣
｢そんな…｣
ミ｢アルミン、何か手は無いの…？｣
アル｢もう、これしかない…僕が残って足止めを…！｣
ラ｢お前はダメだ！エレンを止める切り札はお前しか居ない。
ここは俺が…！｣
｢貴方もダメよ！巨人の力をこれ以上失う訳には…！
私が行くわ。｣
ラ｢A！お前はただのマーレ人なんだぞ！？そんなことしたら……｣
｢死ぬ覚悟は出来てる…！｣
立体機動装置で向かおうとすると、後ろから声がした。、
ハ｢ダメに決まってるだろう。巨人の力はもう一切消耗させる訳には行かない。
A、君もここで死んでもらったら困る。作るんだろ？エルディア人のための国を。
君が死んだら誰がやるんだい？｣
｢でも…じゃあ、誰が！？｣
ハ｢みんなをここまで率いてきたのは私だ。大勢の仲間を殺してまで進んできた。
そのケジメを付ける！｣
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はーぶ(プロフ) - 氷食症さん» コメントありがとうございます！番外編もいっぱい出して行けたらなと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2月3日 10時) (
レス) id: 14766c8d0d (このIDを非表示/違反報告)
氷食症(プロフ) - コメント失礼します！ライナー好きなので読んでいてとても幸せな気持ちになりました、これからも楽しみにしています！ (2月3日 4時) (レス) @page37 id: 8897ca796f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MS.HB | 作成日時：2024年1月11日 6時
