20話 『出発』 ページ1
体が落ちる感覚がした。
目を開けると床にしかれた薄い布が目に映った。
ラ「A！？すまない、痛くないか…？」
どうやらライナーが起き上がった際に落ちてしまったらしい。
「ん……ライナー？起きたんだね。」
アニ「A久しぶりだね。」
「アニ？久しぶり〜…
アニ！？」
声がする方に目を向けると9年ぶりに会うアニがいた。
周りにはエルディアの兵士とファルコ達がいた。
なんとも言えない組み合わせに口を開けたままでいると、エルディア兵士が口を開けた。
コニ「時間がねぇ、早く行くぞ」
ラ「どこに…？」
コニ「世界を救いに」
数時間後私たちは暗い森の中にいた。
途中でピークとマガト元帥に再会した。
『ピーク！マガト元帥！良かった、無事だったんですね…』
ピ『何とかね、それよりポルコは……』
『…………』
マ『なるほどな、顎の巨人は？』
『ファルコがジークの叫びにより無垢の巨人なった際にファルコに継承されました。』
マ『マーレ内で管理できているなら良い。ガリアードはよくやった。』
そこから森のさらに奥深くに移動して今日はそこまでとなった。
全員の名前を知れたところでハンジさんがシチューを作り始めた。
が、現場はピリついた空気が漂っていた。
ハ「誰か、手伝ってくれないかな。睨み合ってないでさ」
マ「ふん、散々殺しあった者同士で飯を囲むか。
面白いな。どうして気が変わった？
エレン・イェーガーを放っておけば、お前らが望む世界が手に入るのだ。
島の悪魔共の楽園がな。
我々はあと少しのところでエレンとジークの接触を阻止できた。
お前らが奴らの手助けをしなければな。」
「マガト元帥、やめましょう。今ここにいる人達は地ならしを止めるために集まってるんですよ。
ここで、戦いを始めたら地ならしを止められる人は居なくなりますよ。」
私は手伝っていたシチューを煮ている手を止めてマガト元帥の方を向いた。
ハ「Aの言う通りだ。
それに、その質問にはさっき説明した通りだよ元帥殿。
私達は虐殺なんて望んでない。
じゃなきゃ、コソコソ森に逃げ隠れてシチューなんか作ってないよ。」
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はーぶ(プロフ) - 氷食症さん» コメントありがとうございます！番外編もいっぱい出して行けたらなと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2月3日 10時) (
レス) id: 14766c8d0d (このIDを非表示/違反報告)
氷食症(プロフ) - コメント失礼します！ライナー好きなので読んでいてとても幸せな気持ちになりました、これからも楽しみにしています！ (2月3日 4時) (レス) @page37 id: 8897ca796f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MS.HB | 作成日時：2024年1月11日 6時
